観たアニメ(9/23)

貼りこい12(終)、最強王図鑑38、モブから12(終)、ダンジョンの中のひと11、なぜ僕11、サクナヒメ12、ATRI11、マケイン11、現代誤訳12(終)、エル痩せ12(終)、エグミ11、伊藤潤二コレクション3、闇芝居11、ハズレ枠11、ふたきれ11、このふか8,9。


貼りまわれ!こいぬ(第2期)

第12話、多分最終話。置いてあったルンバにステッカーを貼ったら(ステッカーはバフなので)ハチャメチャにパワフルになって地球中を駆け回ることになるとかいうとんでもない展開なんだけど、一貫性はあるんだよななぜか……。後半は普段あらゆるものを巻き込むタイプのこいぬに対してフラッシュモブが仕組まれ、どちらかというと巻き込まれに行くタイプってことなんだなと理解を新たにしたわけだけれども、フラッシュモブの歌詞でもやっぱりステッカーはバフだということが一貫していて良かった。全員集合に近いし、やっぱり最終話だよな?

最強王図鑑

第38話、アンドリューサルクスVSオオスズメバチ。オオスズメバチも敵前逃亡者だった気がしないでもないが、とはいえこれまでの全38回の戦いの中では一番良かったと思う。

モブから始まる探索英雄譚

第12話、最終話。ウオ~~~~~面白かった! 前回、無謀なトライの結果トラウマをこさえてしまった高木君がダンジョン関係の雑誌を燃やして終わったわけだけれども、初心(葛城隊長)に触れたところで手が止まり、そして愛する(もう愛すると言って問題ないだろ)葛城さんが寝間着姿でくつろいでいる自室に突撃していった。冷静に考えるとそれってもうSEXまでOK出ているよな?とか思わないでもないが、茶化している場合じゃないくらい大事な話を二人がしたし、それがすごく良かったからまあ茶化さないで置くか。気持ちが昂ってしれっと名前呼びの儀式を済ませているのが最高。完全に思想が閃の軌跡NWだったけれども、大好きな思想だし本作においても一貫して描いてくれているから何の問題もない。そうして初心に帰った結果、ドロップ運がやたらいい自分にできることはスライム狩りなんだと原点回帰するのは素直に上手い展開だったと思う。そこならギリギリ男友達2人も来ることができるってのも納得のラインだし、そうやって掴み取ったのは回復役のサーバントカードってのもいい。身の丈の中から狙って奇跡を掴み取っている。最後に英雄譚の語り出しがあって〆なのも素晴らしい。大名作。円盤予約した。

ダンジョンの中のひと

第11話、ヴォーオモシレー。こういう話も当然の顔で入れてくることができるのが双見先生の作品って感じがするなあ。ベルさんが動きを決定したという時点でもう仲間殺しの人たちの末路は確定していたわけだけれども、こうもあっさりとゴミ処理(まさしくそうだよね)されてしまうと、圧倒的な力に気おされてしまいそうになる。でも、クレイさんはついていくと決めているんだよなあ。ダンジョン内でのルール(人間側)を守らない者に対してはダンジョンの側がルールを放棄して介入してくるとかいうのも面白いよね(ゴーレムの湧き、階段フロアは安全ではない)。安易に信頼してしまった僧侶ガールは愚かだったけれども、救われて良かったとも思うし、そこで救う役が真っ当な冒険者パーティーの人たちなのもうまくつながっているなと感じた。

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか

第11話、あまりにも画面が限界を迎えすぎていて全然本編に集中できないけれども、本編でやっている話自体は結構面白いんだよな。そこは流石細音先生って感じ。でも画面は本当にダメで、もはやアニメとして画面を繋ぐ連続性すら満足に構築できていないのはいただけない。全員で移動している場面で、そのうちの一部しか描かれていない引きのカメラとかが出てきちゃダメだろ。戦闘シーンでも動きを描かないように顔面アップにするのはしょうがないにしても、その状態で攻撃を衝撃波のみで描くのは流石にレトロゲーの戦闘じゃないんだからさと思ってしまった。

天穂のサクナヒメ

第12話、じい……。確かに第1話第2話の頃のサクナ様と面々だったら心配かもしれないけれども、今のサクナ様と面々なら何の心配もないよなあ。でもそれとは一切関係なく、父母を幼くして亡くしたサクナ様からじいまで奪ってしまうのか、ということなんだろう。もはや穏やかな日々を過ごす余裕が幾ばくも無い中、最期まですべてサクナ様のために動くじいの唯一のワガママに涙がこぼれてしまった。ココロワ様の歯車と組み合わせた短剣としてでもある程度は戦うことができるんだろうけれども、そうじゃなくて農具に打ち直してもらいたいというの、すごいことだよな。自分がずっと見守って来たサクナ様は武神なのか豊穣神なのかということについて、一切の迷いなく豊穣神だと言い切ることができるってことだから。それは、剣であるじいにも田植えをさせることで全部説明していて、農業の力アニメすぎる。

ATRI-My Dear Moments-

第11話、前回で外的な脅威は取り除かれたように思うので、あとは内的な話をするのかな。とかなんとか言っていたらヤバすぎるスピードでアトリたものバッテリーが切れて流石に笑ってしまった。ちょっと生き急いでいる感があるけれども、まあ第11話だからな……。とはいえ婆さんの超技術で充電問題はあっさり解決したらしい。なんか大事になる前に解決しちゃった気がしないでもない。

負けヒロインが多すぎる!

第11話、小鞠編終了。前回で終わりなのかと一瞬思ったけれども、文化祭の話だけじゃなくて部長をどうするというところまでやるんだな。確かに、想い人を読んでいた役職名の「部長」が今度は自分に向けられる言葉になるのって結構戸惑う事態なのかもしれない。部長会議前に会話ができずにそのまま始まった時点でどうするんだこれと思っていたが、マジで乱入して部長の座を簒奪するとは思わなかったから、ぬっくんもそういう行動力発揮できるんだ……と驚いてしまった。その後小鞠さんを見つけてから、メッセージアプリで言い争いを始めるのはまあそうなるか~くらいの受け止めだったんだけど、それがグループチャットで繰り広げられていたってところで一気にひっくり返ったね。文芸部ってグループだ……と当たり前のことに衝撃を受けたというか。そしたらぬっくんが急にデイズ論者になってもう一回ひっくり返った。デイズ論者はみんな友達だから。

現代誤訳

第12話、最終話。走り切ったぞ、現代誤訳……。最終話はちょっと面白かったなと思ったけど、第1話と同じ脚本だったんだ。じゃあ好みなんだろうな。

エルフさんは痩せられない。

第12話、最終話。まあ当たり前っちゃ当たり前なんだけど、本当に痩せが定着したら話が終わってしまうので、作品側の要請により痩せられないというオチなんだよな。

異世界ゆるり紀行

第12話、最終話。う~~~~ん。結局やりたかったことってなんなんだろうというのは考えてしまう。拾った双子にお兄ちゃんと呼ばせて疑似家族をすることがそうなんだとして、だとすると教育方針には結構色々言いたくなってしまうのだけれども、今回もそんな感じだったな。ダンジョンの中で力を振るいたくてうずうずしている子供に対する態度ってどうあるべきなのかとか、ここを離れないと泣く子供に対してかける言葉は「じゃあ留守番していてね」なのかとか。それって、まさにそうなったみたいに泣きながら「やっぱり一緒に行く」と言わせたいだけのエゴじゃないか?みたいなことを考えたり。育児に正解なんてものはないのだけれども、それをさもスマートに解決してみせたかのように描くことに対する不信感みたいなものが拭えないでいる。

エグミレガシー

第11話、語り手というか画面が信頼できないと一般的にアニメって成立しなくなるんだけれども、本作は結構ギリギリのラインを攻めながら常に面白いを保ってきていると感じているが、今回のラストがあると最終話もどう信頼すればいいかやや不安になってくるなと思った。多分溶けてしまったエンドさんを顔に塗りたくったことでボムもモコモコを出してしまったということなんだとは思うけれども……。

伊藤潤二『コレクション』

第3話、15分+5分みたいな構成のパターンだ。前半の辻占の話はいいホラーだったな。少しずつ話がおかしくなっていく感じが伊藤潤二ワールドの真骨頂のように思われる。前提からしておかしい話がいきなりスタートするのも好きだけどね。後半のなめくじの話は完全にオチから逆算したんだろうな~という印象ではあるが、こういうパワー系のネタも楽しいと思う。

闇芝居(第13期)

第11話、なんかすごいアニメ声の小学生男子出てきたな……。話自体はオーソドックスな身代わり人形ネタで、懐古要素は何かといわれると難しいところ。縁日のくじ引き屋って今でもあるしなあ。

ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

第11話、映像作りに難ありすぎる。かなり制作現場が疲弊しているのではないかというのを強く感じる止め絵の連発もあったりしたが、大丈夫なんだろうか。この場面でイブさんと同級生の名前は全然覚えられないガールが遭遇するのとか結構物語的には面白いポイントだと思うんだけど、全然その強みが活かせていないと感じる。OP挿入歌をやる格は……この戦闘にはないよ!

恋は双子で割り切れない

第11話、純くん、カス……! いやシンプルにカスだろ。スーパーキープ宣言すぎてなあ。その結婚ちょっと待ったはするけれども結婚しないくらいカスだよ。いやそういわれるとラブコメ主人公の標準形と言えなくもないんだが……。OP映像的には水間君とチェスの先輩がそれぞれの方面での当て馬になるもんだと思っていたが、少なくとも先輩の方はそんな感じになることなく終わりそうだ。水間君は立派過ぎるほどに与えられた役割を果たしているけれども。

先輩はおとこのこ

第11話、んお~~~不安しかない状態で最終話に突入した~~~。頼む、なんとかうまいこと行ってくれ……ともはや祈ることしかできなくなっている。まこと君の女装がバレた経緯が想定の300倍くらい最悪だったけれども、学校側もわかっている状態でこんなことになったら相当大事になっていそうだよな。普通に校長から父親宛に謝罪が生じているだろうし、下手人がバレたらご家庭に連絡が行く奴だろう。そんな感じだから、事態が発生してから1年近くかけて徐々に波静かな状態にまで封じ込めてきているんだとは思う。子どもたちの内心はともかく、外見的には沈静化するにはそれなりに大人からの介入がないと無理だろうし。まあそんな学校運営に思いを馳せてもしょうがなく、どう考えても暗転しそうな咲さんの幸福と、どう考えてもいい方向に行くわけがないまこと君の決意が描かれる緊張感はヤバかった。案の定になってきているしな……。でもここでまこと君の母方の祖父の話になるとは思いもしなかった。OPにいた最後の一人ってことは……感がある。まこと君が男女問わず友達を得ていくのは本当に嬉しいことで、羽川さんとかにも大きな感謝があるのだけれども、それどころじゃなくなりつつある。

この世界は不完全すぎる

第8話、社長、ルゥさんを生き返らせる役割を果たしたら真っ二つになった……。てっきり今後ライバル(?)枠として動くことになるのかと思っていたから、あ死ぬんだ~となったね。そして黒い仮面の人が登場した。そういう感じの登場するんだ。社長だからいいのかもしれない(本当に?)けれども、目の前で人間を真っ二つにして登場した人間のこと、信用するのって結構大変そうだなあ。

第9話、サブタイトルは加賀美さんになっているけれども、正直そこまでこの人のことを深掘りしている回ではないよな……と僕もまだ信頼できないでいる。流石に目の前で人間を真っ二つにしたことを天野さんも当然意識しており、真の仲間となるかどうかはもう少し先というか、今やっているエピソードが解決するまでお預けになりそうな感じだ。

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