観たアニメ(9/27)

このふか12,13(終)、逃げ若11、男先輩12(終)、ハズレ枠12(終)、新米オッサン10-12(終)、ニーア24(終)、ダンジョンの中のひと12(終)。


学マス:姫崎莉波さん親愛度10

10人目。これにて全員分読んだぞ。TRUEのラストでもうお姉ちゃんではいられないねという話をしていたが、その意味があまりにも恋愛的すぎてややウケてしまった。学マスってギャルゲだから、アイドルの恋愛はNGという考え方は存在しないのかもしれない。でもどうする? 莉波さんの本当の気持ちが「難題の予見者よりも現実を砕くものの方が好き」だとしたら……。

この世界は不完全すぎる

第12話、ちょっと思っていない方向に話が転がってきたな……そういう感じになるんだ。ハガさんがバグを活用しつつデバッガーらしくダンジョンを探索していくのが結構好きというか、この作品に最初に期待したものなので、割と楽しい気分になってきた。未実装オブジェクトになってしまったデバッガーも登場して、ハガさんとの組み合わせが割といいのは結構面白い。それはそれとして、アマノさんたちの方は結構なピンチに勝手に陥ってしまったけれども、これどう収拾をつけて最終話にするつもりなんだろうな……。

第13話、最終話。最悪の気分だよ。無理やり〆たけど全然終わってねえな~~とかここで終わりはないだろってことはまだよくあることで、もちろん減点はするけれども一応最終的には認める余地があるんだけれども、作品タイトルがどうだとか寝ぼけた甘えを言い訳にして1クールのアニメという作品を作る気がないの、心底しょーもなと思う。真剣にアニメを作ってほしい。

逃げ上手の若君

第11話、防衛戦は確かに逃げの戦いではないな~と納得の撤退戦が始まった。思ったよりも早くに死にたがりの保科氏が冷静になったけれども、撤退戦そのものの方をメインに据えるのならば間違いなくこのくらいのスピード感で行くべきだとは思う。次回のサブタイトルが完全に打ち切り漫画のト書きになっているのはわざとなんだろうけれども、ここまでデカいコンテンツがそれをするのはやや嫌味っぽさもありつつ、まあでもそれくらいでこの作品は正解かなとも思う。女衆がいなくてがっかりしているオタクが画面の中にもいたのは面白かった。

先輩はおとこのこ

第12話、最終話。完結編の劇場版は来年了解。まあ、前回の時点でやらなきゃいけない話が多すぎて絶対終わらないだろとは思っていたから納得感はある。やらなきゃいけない話のうち一つを終わらせて最終話にしているので、決して最終話らしくないとは思わないんだけれども、それはそれとしてぶん投げたままの話もあるので手放しにも褒めきれない部分もあるかなあ。目くじらを立てるほどではないけれども。まこと君の母親の話の方が先に片付くとは思わなかったというか、踏み出しさえすれば結構あっさりだった気もするけれども、それは踏み出してみたから言えることなんだろう。まこと君の父親が一番すごいと思う。よくこれだけの課題の中を歩き続けてきて、その中で目を曇らせなかったなと。母親に対する最後の説得材料が今女装をしながら学校生活を楽しく送っているまこと君の姿なのはとても良かった。男でも女でもなく僕になりたい、私よ私になれアニメだ……。

ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

第12話、最終話。話はまだまだ続くけれども、ひと区切りを付ける最終話としてはまずまずだったんじゃないだろうか。灯河君目線とクラスメイト目線のどちらでも区切りがついたわけだし。その上で言うと、最後まで全然乗れなかったために最終話も結構ふ~んというテンションで視聴することになってしまったのは残念かもしれない。セラスさんがエロエルフになってからは結構軽快なシーンもあって、やっぱり人間って誰かと絡んでいた方が良いのかもみたいなことは思ってしまった。

新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。

第10話、どう考えてもここを盛り上がりの最高潮にするつもりで作っていないか……?って心配になるくらいなんか盛り上がっていてすごい。ケルヴィンさんの強さをランク付けするために暴れ出すギースさんにはちょっと笑ってしまったけれども。そういう使い方をするってことは、もう汚名返上イベントはなさそうかなあと思ってしまう。そこからやり直してもいいってのはこの作品に内包される考えな気もするけど、どうかな。ところでオッサンに対する好感度が全然高くないせいで、オッサンは解説、アンジェリカさんはツッコミという役割分担になっている今回が普通に楽しく感じられたのは、どこかに面白さが芽生えればいいということもできるし、本当にそれでいいのだろうかということもできる、微妙なラインだね。

第11話、マジで盛り上がってきている……ずっと拳王トーナメントをやっているのはちょっとちやね出かけるレベルではあるのだけれども、やっている話が面白くなってきているからセーフか。コミカルに動かせるキャラクターが増えて、大きな物語としては進んでいなくても割と小さな物語はテンポよく進んでいくのもデカいのかもしれない。ケルヴィンさんとオーナーさんが疑似親子関係の確認をしているところでブロストンさんが入ってきて気まずそうにしているのはかなり面白かった。オッサンが温泉旅行を餌にやる気を出しているのはそれでいいんかと思わないでもないが、アンジェリカさんの萌え萌え反応が引き出せたからまあいいか。

第12話、最終話。終盤3話くらい、マジで出来が良かったな……。伸びている感覚があって楽しかった。オッサンが無自覚最強をしたりある程度自覚してからは急に先輩風をふかしてきたりとあんまり好感度の高いキャラクターじゃなかったのが引っかかっていたけれども、より強大な先輩を前にして後輩キャラをやっている時は結構素直な後輩感があって良かったかもしれない。つまり……下には嫌われるけど上にやたら評価されているオッサンってことか!??! え、なんかそう考えるとすごく嫌になってきたな……おかしい。最終話特殊EDでOPの口笛ver.が流れるとは思わなかったけれども、そこからそのままOPに繋がるのはいい演出だったと思う。

NieR Automata ver.1.1a(第2期)

第24話、最終話。すごい、マジで最終的に何がどうなったのかわからなかった……。こういう言い方をすると角が立つが割と物語を理解するのには慣れているつもりで、納得できなくても何が言いたい物語だったのかとかはある程度欠けている部分を補完して理解できるつもりなんだけど、本当に最後どうなったのか全然わからなかった。なんか知らん人出て終わるし、9Sさんはともかく2B(?)さんがいるのはどういうこと?ってなるし……。PODにも感情(心のパンダ)が宿って云々まではそれがやりたかったんだ~ふ~~んって感じだったのに、最後はマジでわからない。原作やってりゃわかるのか? でもそれって、メディアの違いを理解していないからな……。

ダンジョンの中のひと

第12話、最終話。最終話で食事の話をするのって、家族の話なんだよな多分。塩加減すら知らない探索馬鹿のクレイさんが誰かとおいしいを共有したがる(牛の人が食べていた草を食べたがるのとかそうだよね)のが可愛らしい。これまで戦ってしかこなかったモンスターたちの食事のことが気になるのも、その存在が生きていくことそのものに対する興味であって、身内・仲間意識そのものなわけだし。クレイさんが働くようになったおかげで水晶を初期区画まで持ち込むという進展があった、みたいな労働的な意味での「良かった」と、一緒に夕陽を見ることができる人が隣にいて「良かった」ってのは似ているようで全然違うんだけれども、でもどっちも本当に良かったことなのは間違いなくて、だからこそ二人だけのしっとりとした帰り道が沁みるんだよなあ。いい最終話だった。とりあえず原作は既刊を全巻買ったし、円盤も確定だな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?