観たアニメ(9/25)

このふか11、0歳児11,12(終)、エグミレガシー12(終)。


この世界は不完全すぎる

第11話、サブタイトルになっているアルバさんはほとんど最後にしか登場せず、どちらかというとハガさんとアキラさんの緊張感で1話回したような気がする。常識的に言えば多分アキラさんの方が自然な考え方をしていて、この世界で生きていくのであれば多分その方がいいんだけれども、デバッガーとしての考え方は多分ハガさんの方に正しさがあって、今後も交わることはないまま進んでいくしかないんだろうなという感じはする。交わらない考え方でも理性的な人間同士であれば折り合いは見つけられると思うから。正直第3話第4話くらいから気付いてはいたけれども、僕の期待よりも随分と重いところに基本のラインがあって、結構観るのが大変な枠になってしまっている感はある。

0歳児スタートダッシュ物語

第11話、第12話(最終話)。最後まで無の話を突き進んでいったなあ。やっていることって9割もふなでなんだけど、残り1割がじゃあ何かといわれると無で、シンプルにもふなでの0.9がけみたいになってしまっていると感じた視聴だった。お前は中見は20代後半+5歳くらいの設定のはずなんだから、7歳児が子供そのものなことを言うのに対して「ないわ~」みたいな対等ぶった評価を下しているんじゃないよ。それでいて、物腰柔らかな王子様(身体的には年上だが精神的には年下)にときめくって、こうなんというかあまりにも都合が良すぎるだろ……。

エグミレガシー

第12話、最終話。ん~~~~~~~~~~すごい最終話だった……。ボムの目線にこれだけガッツリ寄り添わされてしまった僕らからすればあまりにもボムが可愛そうすぎるだろと思わずにはいられないけれども、でも最終的な世界を現実世界と定義するならば、ボムがやったことは山とか諸々をちぎってエンドを誘拐しただけで、この世界における彼の扱いは順当でしかないんだよな……。そんなところでEDの歌手が「原因は自分にある。」というグループなんだと今更認識してヒエ~~となった。それは偶然なのか? 中盤くらいでこのED曲『P-P-P-PERO』に全部書いてあるじゃんって笑っていたんだけれども、今はEDに全部書いてあるじゃん……ってしゅんとしている。そんなことまで書いていなくてもいいから。「扉つけるの忘れた うっかり忘れた それでもHappyならOKです」とかいうの、ハチベーのうっかりハウスの話だと思っていたけどモコモコの世界じゃん。「ひとつ見つけたら ひとつ無くしちゃう だから全部ちょうだい」は世界のことで、自分の居場所としたい世界を見つけたらもうその世界以外のすべては現実ではなくなるんだ。そうした選択がやがて元いた世界を覆って世界は終焉を迎え、ボムは内側に籠ってしまった。ヤバすぎるよこの最終話。あとP-P-P-PERO(ED)のフル版を聞いたらラスサビ(?)とかもヤバすぎるし何よりも最後に「バイバイ」という歌詞の後でドアを閉めるSEが入っていてもう狂う!!!!!!!! あとサブタイトルの「END of the WORLD」って世界の終わりじゃなくてただ一つのその世界のエンドじゃん!!!!!!!!!!!!!

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