観たアニメ（9/17）

狼と香辛料24、異世界失格10、エル痩せ11、このふか6,7、僕妻12（終）、まほあく11。

狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF

第24話、異教の村編、面白いね……。あっけなく脱出できてしまったことで次回はエピローグなのかなと思っていたが、ここでヨイツの話と村の話が重ねられて舞い戻ることになるとはな。予想していなかっただけに、なるほどな～～と深く感動した。ロレンスさんも流石に前回不安定さを見せたホロ産の対処を間違えたことで学んだのか、今回はかなり的確な対応をしていて好感度高い。正義の為に村に戻るんではなくて、かつてと同じ過ち（それを過ちと思ってしまう気持ち）を繰り返さないために戻るというの、すごく好きだな。 

異世界失格

第10話、お、最終エピソードはどろどろした恋の話になるのか？！ それは俄然楽しみになってきたな。いい話をやるよりも絶対に今みたいなどろどろの人間関係に首を突っ込んでいる時の方が先生って輝くと思うから。目が死んでいる美少女が相手なのもいいし、明らかに種族差の話やったあとじゃんみたいな老婆に対して先生が「お嬢さん」と呼びかけるラストカットもかなり良かった。終盤に向けて微妙な顔つきになることも多いなか、是非いい終盤に突入していってもらいたいね。

エルフさんは痩せられない。

第11話、終盤真面目な話をやるつもりがあったことには前回驚いたけれども、やっぱり今回も驚いてしまった。真面目な話をするアニメじゃないよな？

この世界は不完全すぎる

第6話、デバッグを展開に組み込みながら攻略していくの、面白いな……。ハガさんは趣味でもRTAとかやっていそうだけど、こういう人って仕事と趣味は完全に切り分けていたりするのかな。一方のアソビングパートは不穏が続き、最終的に社長への反乱が始まった。というかもう決着したところで合流したな。この状況で合流して、次回どうする気なんだ。

第7話、こうなるんだ……。アソビング社長の方がアソビング社員たちよりも一枚上手で悪役キャラとしての格が高いの、なるほどな～～って感じだった。でもデバッグモードなしの状態で攻略をソロで進める気なのは結構ガッツがあって、このままデバッグモードで好き勝手しながら停滞しようとしている写真たちよりも社長の方が格が高いのは作品世界において思想が一本通っていていいと思う。だからこそ社員たち全員が門を出たところでフリーズしておしまいなのは、思想が強すぎるだろとなるけれども。

僕の妻は感情がない

第12話、最終話。ウオ、名作……。すっごい良かった。最初のころ間違いなくあったキモさみたいなものが、そのキモさって大事な感情が溢れた時のものだからという理解はそのままに最後まで維持されつつ、そうやって気持ちが溢れるくらいに存在することと、それが他者からはどう観測されるのかということに対して常に意識が向けられており隙がなかった。「他人にどう思われようとかまわない」までなら割と誰でも思いつきそうなところ、他人にどう思われるかまで含めて考えなければいけないくらいの非対称性を構造的に持ってしまっていることには自覚的であれよという強烈な思想に感服したとも言える。世間的には対等ではない存在だからこそ、対等たらんとするならば、世間から歪な関係として見られることに対しても向き合えというわけだ。ミーナさんに心があるのかとか、そんなことには一切関心が向けられていないのが一番すごくて、これが令和のロボットモノかもなあと思う。マモル君の首が伸びることが前回馬鹿みたいにツボったんだけど、今回これでもかというくらいそのことが擦られていて最高だった。あと最終話結婚写真アニメは激熱すぎる。その写真を家族だけではなく知人規模にまで送付するのは、本気だから。最後の特殊EDもすごく良かったけれども、ミーナさんが川の字を受け入れていたことが一番BIG OHO GOE出たかもしれないね。

かつて魔法少女と悪は敵対していた。

第11話、前半の心理テストの話はそうすか～～って感じだった。答えが先にある心理テスト描写って、キャラクターたちが答えている段階でそれが何を表すことになっているかわかってしまってつまらないんだよな。今回はまさにそれ。後半は魔法少女さんの部屋の霊が除霊されてしまってなんかすごい悲しい気持ちになったんだけど、これって僕がヤミシバイバーなことと関係あると思う？