観たアニメ(9/20)

魔王軍最強12(終)、ロシデレ12(終)、義妹生活12(終)、疑似ハ12(終)、メガテラス12(終)、にごりり12、ニーア23。


魔王軍最強の魔術師は人間だった

第12話、最終話。最後まで代わり映えしなかったなあ。伸びなかった。一番面白かったのは、またしても背後から矢で射られて瀕死になる展開がやってきたことだろう。この世界においてマジで背後から矢で射るのが一番強いんだと思う。それならもうそれで……いいわけがないだろ! 軍団長が魔術師でハイスペックであることの表現の仕方が下手で、どちらかといえば軍師としてのハイスペックさを追求している気がする。タイトルとやりたいことが噛み合っていないというか。わざとやっているならともかく、素でズレている感じがするんだよな。アイクさんの戦術が素晴らしいんだよな~という話をするために、将軍も格アリキャラのはずなのに、その格の見せ方が「素早い撤退判断」だけになっているのもお粗末さの一員で、格アリの相手に勝利するアイクさんの強さを描くはずが、極めて凡庸に砦を攻めたら慎重な敵方が引いていってくれたみたいになっているのが良くないと思う。あと、透明にさせる魔法とか樽爆弾とか人間たちの火縄銃部隊とか、最終話で初顔見せするものが多すぎると思った。これらって前に描写あったっけ。

時々ボソッとロシア語で出れる隣のアーリャさん

第12話、最終話。う~~~~ん本来別に盛り上がるポイントが全然ないところを、BGMとオーディエンスの描写で無理やり盛り上がっている風に見せているという点では極めてアニメ的な最終話ではあったな。とはいえ、流石に演説の内容がしょっぱすぎてこれで盛り上がるのは無理だろと思ってしまうけれども。まあ学生の選挙なんてこの程度だよと言われるとそうなんだろうけれども、物語の題材にするからにはそれなりにしてもらわないと。2期やる必要は全く感じないが……もっとエロをやれエロを(最悪)。

義妹生活

第12話、最終話。開幕特殊OPでEDが流れ始めた時点でお前は絶対そうだよな~~^という納得感が押し寄せて笑ってしまった。逆に通常OPだったらびっくりするもんな。急に接近した予備校の高身長ガール、はっとさせ係だったんだ。はっとさせ係二人によってはっとさせられた二人が自宅ですり合わせを始めるのは第1話(だっけ)の変形で悪くない最終話だったとは思う。「他人に期待しない」という冷めたスタンスで防御姿勢を取り続けるのではなく、「期待するから期待してほしい」で抱き合うという結論自体は割と凡庸ではあるけれども、作品がずっとやってきたことに対する結論としては悪くないと思う。それで最後サブタイトルの空白が埋まって「明日と明日」になるのはよくわからなかったが……どういう意味だ?

疑似ハーレム

第12話、最終話。最終話結婚式アニメキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 告白回で秘匿された返事のシーンを最終話で回収するのはわかるけど思想的にはちょっとな~~となるところ、言い訳として当時のことをベースにしたショートムービー撮影が用意されているのはなるほどねとなった。そうして作った動画がハネたことで芸能事務所からオファーが!?という展開自体はかなり夢物語で笑うけれども、とはいえこのラストに持って行くためにはまあ必要なのかもしれない。告白シーンの「すぐ返事してやった」と「待たせてごめん」を対比させるのも即席ギミックにしてはかなりうまいことできていたし、まあお世辞にも緻密な作品とは言えないけれども、十分に愛嬌に満ちたこじんまりとした作品になったなあと満足している。最初こそ声モクで視聴していてシナリオは微妙だな~と思っていただけに、悪くないところまで伸びてくれたので良かったね。

女神のカフェテラス(第2期)

第12話、最終話。最終話までアバレ続けているな~~と思いながら視聴していたのにヤバすぎるスピードで急に最終話みたいな雰囲気をゴリゴリに出しながら桜花さんがはやっちキス権を消費してFly awayしていったの、マジで狂いそうになるぜ。いや本当に、少し前(最終話Aパート)まで下ネタだけあれば俺は一生走れるみたいな顔付きだったのに、CM明けた途端に清純派ラブコメみたいな顔付きになるのは無理があるだろ。あと秋水さんがトラックに引かれそうになるシーンが入るのは瀬尾先生かつてヒロインを殺したことを叩かれたの気にしていたのかな……という気持ちになってしまった。ちょっとだけ未来の話をして〆る感じがびっくりするぐらい完結しましたという雰囲気を醸し出していて、一瞬これで本当に終わりなのかと思ったけれども、冷静に考えると全然そんなわけないだろと思うし、確認したら原作は普通に続いているしでもう狂うよ。この最終話が原作どおりなのかアニオリかだけ教えてほしい。流石にもう続編はなさそう(この制作状況だと……)な気もするから、原作を読んでもいいのかもしれないけれども。

2.5次元の誘惑

第12話、第1クールの終わりは次回かな。あんまりクールまたぎの切れ目みたいな雰囲気はなさそうだけれども。部活の申請が結局アレで受理されるのはそうなんか~~って感じとして、校長先生のセリフがかなりの長尺で用意されていたのは結構異常な感じがした。変なことを言っているとは全然思わないし、立派な人の言葉だなと思ったけれども、それはそれとしてもおじさんがこんなに長く立派なことをしゃべり続けるアニメって割と珍しい気がするから。まあ、後半もオタクのおじさんが今度はオタクブログを読みあげていたし、なんか全体的にそういう回だったのかもしれない。オタクブログの記事なんて大体斜め読みでキレられるものだからな~みたいな嫌なリアリティはあったかもしれない。あとエロ同人を部室に置いているのは普通にどう取り繕ってもいい話にできないけど、それはそれとして作品研究がどうとか言う話をしていてコスプレは真尊きものとしているんだったら、せめて先生が成人まで保管してくれるみたいに、他のオタクジャンルに対してもまなざしがあってもいいのではとは思った。捨てたあとになって「先生に預かってもらえば良かった……」みたいなしなくていい後悔をするのかもしれない。

NieR Automata ver.1.1a(第2期)

第23話、キャッチフレーズのとおりすべてが滅びるようにプログラムされており、予定調和のバッドエンドに直行していきそうだな。正直9Sさんももう介錯してあげるしかなさそうな感じだし(復讐をちゃんとしたいなら少なくともウイルスの除去はした方が良いだろと思うけど、正常な判断ができる状態ではないくらい壊れているんだろう)、A2さんも9Sさんを無傷で介錯できるとも思えないし。しかしことここに至ると、逆に第1期の頃にいた兄弟とかはあれなんだったんだろうと思わないでもない。今の僕の理解度では体系だった作品理解に到達することはなさそうだけれども。

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