見出し画像

山中綾華、髙野清宗、そしてMrs. GREEN APPLEを愛する。

2021年12月30日。
心臓が止まるかと思った。

2022年に活動再開を控えた愛すべきバンド、Mrs. GREEN APPLEからドラムのあやちゃんとベースの髙野の脱退が発表された。(呼び方はファンとしての愛称を込めて。)

私が彼らの音楽に心底惚れた当初からメンバーは5人だった。この5人が大好きだった。この"5"だけは一生変わらないと思っていた。いや、本質的には今も変わっていないのかもしれないが。

Mrs. GREEN APPLEは人生で初めて心を奪われたバンドだった。

昨今、サブスクリプションが発達し、スマホ1台で誰でも気軽に色んな音楽が聴けるようになった。それでも手に取るものの温もりを、創った人の想いを感じたい、と集めたCDは全て宝物だ。本当にきらきらと輝く宝物だ。

ミセスの音楽と共に歩んだ約4年の間に色んなことがあった。嬉しい時も苦しい時も寂しい時もミセスの音楽が隣にいた。病気になったり学校に行けなくなったり、誰かの優しい言葉が皮肉にしか聞こえないほどひねくれた人間になったり。

それでも5人の存在が私を支えてくれた。悩んでいること、もがいていることを肯定してもらえた気がした。精神状態が不安定で頭のおかしいことを考えてしまう夜には、ミセスの音楽を聴き、ラジオを聴き、ライブ映像を観て、「この5人の未来を見ずに死ぬのは惜しい」と思いとどまることができた。

あやちゃんのパワフルさと繊細さを兼ね備えたドラムサウンドが好きで、楽しそうにドラムを叩く姿が大好きだった。いや、今も。今も大好きだ。髙野のバンドマンという遠い存在でありながらどこか人間味溢れる、誰からも愛されるところが心底好きだ。

本当に大好きでたまらない。

流れゆく時代の中で5人に出逢えたことが名シーンだと思わざるを得ない。

正直、まだ今は寂しい気持ちが大きく、5人じゃないミセスを想像するのは容易いことではない。でも様々な葛藤の上での決断だと思うから、素直に2人のこれからを応援するのが筋かなぁと思っている。

これからもあやちゃんと髙野のことを心からずっと応援している。ミセスとは違う形でもお目にかかれたら嬉しいなぁ。

そしてMrs. GREEN APPLEのフェーズ2を変わらず楽しみにしている。



あやちゃん、髙野、ありがとう。愛してる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?