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【Miitopia】RPG中毒

 MiitopiaがRPGとして期待以上に面白かった雑記。

Miiを作る技能はいらない

 このゲームは主人公パーティや魔王や村の人々までいろんな登場人物に、Miiを配役して遊ぶRPGだ。「そんなにたくさんMiiを作れないよ…!」と不安に思うだろうが 心配ない。ニンテンドーオンラインに加入している限り他人が公開しているMiiをDLできるため、Miiが作れない人でも安心して楽しむことができる。また、SNSなどで作成代理を募るコミュニティもあるらしく、そういう盛り上がりは非常に良いと思った。

 筆者はオンラインに加入しておらず地獄を見て、配役が被りまくりのゲイリー空間になったが何とか楽しめた。Mii作りに自信のない奴はオンラインに加入しろ。

ツーペア

 作ってみるとどんどん技術が上達するので楽しい。

 村人などは配役通りっぽい発言をする一方でパーティメンバーはおおまかな性格、決め台詞などを変えられて踏み込んだ楽しさがある。

 筆者はこういうので人形遊びをするのがあまり好きではない(FEでもペアエンドをさせたくない)ゲーマーだが、このゲームで発生するイベントや会話はほどよい汎用性…薄さがあり、あまり気にならなかった。
 もちろんそういう遊び方をさせたいプレイヤーであれば楽しめるレベルであり、つまりどちらの立場でも満足できるいいバランスだという事だ。


中毒性の根源

 このゲームをやりたいと思ったのは RPG部分に魅力を感じたからだ。そして実際に遊んでみると中毒性が高く、止め時を失ってしまう。
 中毒性の根源は、「ダンジョン探索パート」と「宿屋での強化パート」を短いスパンで繰り返すところにある。

 ダンジョンでは最大4回程度の戦闘、宝箱、道の分岐、ランダムイベントなどが起こる。戦闘は主人公以外ランダム(主人公もランダムにすることができる)だが、性格や仲の良さに由来する行動があるおかげで、ユニットが考え、行動したという風に受け止めやすい。

 そして戦闘回数が少ないと何が良いか、常に全力でMPを使うことができるのだ。つまり道中でバンバン大技を撃つという、コマンドRPGのトロの部分を存分に味わえるシステムになっている
 ダンジョンの終わりには必ず宿屋がある。宿屋は無料で使用することができる。そこでは料理を与えて能力を鍛えたり、武器防具を買ったり、デートをさせたり、ミニゲームをしたり…ユニットにあらゆる強化を施すことができる。

 強化するとどうか?変化を試すためダンジョンに出てみたくなる。ダンジョンを数戦して満足すると宿屋に着き、ついでに宿屋パートをやり…またダンジョンに出たくなる、その繰り返しだ。
 このサイクルが非常に楽しかった。まあそもそもユニットのステータスを好きに強化できるゲームは楽しい。

装備も本人が希望して購入してもらうシステムだ

(装備の入手方法が、1つ前の武器を買わないと次の武器が解放されないシステムなのがこの中毒性と合致しており、これは狙った仕様だと予想する)


格差がゲームを彩る

 ユニットの性能を決定付けるものに職業と性格という要素があるが、それぞれにかなりの格差がある。筆者はこういう格差が大好きで、ここを本気で書くとnoteの文字数が膨れ上がり………誰も読んでくれなくなるので控えるが、例えば「科学者」は優秀な範囲攻撃を持ち、MP回復技を覚え、ターンを私用せず他キャラの攻撃補助や状態異常防御までこなす超万能ユニットである。一方、「戦車」は素早さが0である代わりに攻撃全振りで通常攻撃にMPを使用する…いかにも火力最強のユニット…と見せかけてMPが少ないためガス切れしやすい上 火力も大したことないなど序盤はかなり苦戦する性能になっている。その上人間大砲やフレンドリーファイアなどパーティの不和を招く技が多い。こういうバランスの悪さが楽しいのだ。

主人公のみが使える超必殺技たる「人馬一体」もめちゃくちゃ職業格差がある

 盗賊のバナナ盗みがどうでもいいとか、通常戦で爪とぎ(ネコ)やラブコール(アイドル)でMPだけ無駄にして終わるとか、そういうのがめちゃくちゃ楽しい。

 性格もそれぞれメリット/デメリットあるのだが回避とクリティカル持ちのクールがめちゃくちゃ強い。がんこの回復拒否ややさしいの戦闘拒否は厄介など、こちらも多様で面白い。


主人公はとびきり可愛くしろ

 これは数あるアドバイスの中で最も正しい言葉だが、主人公は適当に作らないほうがいい。とびきり可愛くしろ。

めちゃくちゃ可愛くしろ

可愛くしろ

この装備はかなり可愛いのでオススメだ(装備の見た目と性能を別にできるのもいいところだ)

職を変えてもかわいい

名画になってもかわいい!!


ペガサス・J・クロフォード

 自分でMiiを作る胆力などないため、早々にネタ切れを起こし 作りやすそうなキャラクターを作るしかない。そうして出来たのが偉大なるカードゲームの生みの親:ペガサスだった。

 当初はこの木端なクオリティだったが

本人の服こんな感じだったはず

 メイクを頑張ることでいい感じの顔に変わり、科学者の強さと合わさりどんどん気に入り

サクリファイス路線!

変な服を着せたせいでトンチキになり(何だよこの服)、この服のペガサス面白いからこれでいいか…と妥協したところに

よく見るとシルエットが同じ

 セクシーな服を要求し始め

ブルーアイズホワイトドラゴン!
トゥーン路線!

 その格好のままムービーでいい位置に鎮座し笑いを掻っ攫っていった

ハングリーバーガー

 面白すぎて最終パーティ、クリア後パーティに入り込んだ。作った当初はここまでペガサスで楽しめると思ってなかったので これはかなりのアドだ。

 ちなみにクリア後は「似合いそう」という理由で吸血鬼になったが…

 それはそれで不審者だった。


jung滑油

 ペガサスが台頭する一方で絶対に作りたかったキャラクターであるところのクール侍が獲得した個性とは…

主人公喧嘩しすぎだろ

 まさかのパーティの潤滑油だった。(原作で絶対に見れない姿)


いいスクショ集

 楽しいゲームプレイを回顧して今日は終わる。

3章で全員から嫌われたトマトスパゲッティ
馬とデート

 このスクショは本当にいいスクショだと思って撮った。作中で見れる映像の中で一番美しい。馬もカスタマイズできるので良い。

クソプレゼント

 あげた側は満足そうなのがなんとも

クソプレゼント2

 丸太はともかくこれは嫌がらせだろ

同じ顔が張り付いてて惜しかった
肖像画は基本面白い
ファンから怒られそう
こわい

最後にクリア記念の画面をいくつか

最高のパーティだ!

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