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第30回 チューリップ賞

〜レースの見立て〜
阪神外回りの先週の馬場は、かなり内前有利。
今回のレース展開は、レミージュかモズメイメイがハナ候補か。どちらもそこまでハイペースで進める馬ではなく、特に武豊鞍上のモズメイメイがハナを切れば、スローに落してしっかり桜花賞の出走権を確保してきそう。基本はスローペースと見る。
また今年は阪神JFの上位組がおらず、人気馬は軒並み差し馬。馬場、展開予想、メンバー構成から、前に行く馬を狙いたい。

〜各馬の取扱い〜
■1.アンリーロード
連下△
今の馬場、過去のデータ傾向から、最内枠は警戒すべき。未勝利勝ちの身ではあるが、新馬戦は出負けして後方になったが、ライトクオンタムの2着にまで迫った点は評価できる。
■2.キタウイング
連下△
前走の好走は内を通れたのが大きかった。ただ今回も内枠であり、脚を溜めれば末脚は確実な馬。賞金はあるものの調教も良く動いている。前が壁になるリスクがあるため軸にはできないが、当然無印にはできない1頭。
■3.ルミノメテオール
連下△
前走はそこそこのメンバーレベルの中強い勝ち方。中段から差せる馬で、枠もいい。鞍上の出遅れと、マイル経験がない点が懸念点も、能力面は上位。
ただ、記事執筆時点で単勝オッズ7倍台で、少し過剰人気か。
■4.エクローサ
消し
新馬で負かした相手は未勝利戦を買っておらず、能力面で劣る。差し脚質でもあり、ここは消し。
■5.ダルエスサラーム
単穴▲
牝馬クラシックに強い高野厩舎の馬で、阪神マイルでの勝利実績があり、1勝クラス勝ち馬で能力上位。内枠から好位につけられるため、展開も向く。距離にやや不安があるが、そこまで人気しておらず、重視。
■6.レミージュ
押さえ×
単純に、逃げてハマった時が向いた時が怖い。人気がないため、馬券には入れる。
■7.マラキナイア
消し
戦歴から、ここでは能力が劣ると判断。
■8.ドューラ
本命◎
勝ってきた相手が強い。本来そこそこポジションを取れる馬で、今回も先行集団のすぐ後ろにつければ勝ち負けはするだろう。ただ、高速馬場である今の阪神に適性があるかはやや疑問。圧倒的な軸という扱いではない。
■9.モズメイメイ
対抗○
トライアルレースで武豊が逃げ・先行馬に乗るとなると、きっちり3着内に持ってくるイメージが湧く。前走は展開向いたものの、阪神マイルで1勝クラスを勝っている時点でコース適性・能力はある程度上位。ワイドの軸にしたいイメージ。
■10.アリスヴェリテ
押さえ×
これまで1勝クラスの相手にそこまで負けておらず、相手なりに走る馬。坂井瑠星を背に逃げると怖い。折り合いが悪いタイプなので、展開が落ち着きそうな今回はあまり合わないと考えているが、パドックで程よく集中できているようなら連下△まで上げてもいい。
■11.バースクライ
押さえ×
血統は魅力も、調教がいまいち。枠順込みで、今回はダルエスサラームの方が上と考える。
■12.カフジキアッキエレ
消し
前走は内をスルスルと上がって好走。後ろから行くなら、キタウイングらを上に取るため、印が回らなくない。
■13.コナコースト
連下△
ズブそうだが、前走リステッドで、大外まで横移動するロスがありながらの2着は優秀。枠が多少外すぎる印象だが、好位の外につけられれば。
■14.ルカン
消し
未勝利を勝てておらず、能力面で劣ると判断。
■15.ワレハウミノコ
消し
ダート未勝利からのローテは厳しいと判断。
■16.サーマルソアリング
押さえ×
前走2着に負かした馬を物差しにすると、コナコーストとは勝負になるか。ただ枠順厳しく、この評価。
■17.ペリフォーニア

前走圧勝。2着馬の次走は、後に1勝クラスを圧勝するエエヤンの2着で、能力は相応。その馬に完勝した当馬は、かなりの大器の可能性あり。大外枠も、トビが大きい馬で逆にリスクが少ないか。馬券内の
軸としては信頼しづらいが、突き抜ける可能性はある。

〜馬券の方針〜
◎〜▲の馬連もしくはワイド、1列目が◎○の3連複、逃げ先行馬同士のワイド、☆頭の馬単あたりから、オッズを見て組み合わせ。

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