GOMES THE HITMANの 友好都市宣言 第12回(00.06.24放送)

皆さんこんばんは、GOMES THE HITMANの山田稔明です。さて、今日も皆さんから頂いたメッセージなども紹介しつつ楽しい番組にお届したいと思いますので最後までお付き合い下さい。それでは、今日の1曲目を聴いて頂きましょう。 GOMES THE HITMANニューシングルです、maybe someday。
♪GOMES THE HITMAN/maybe someday

改めまして、こんばんは。GOMES THE HITMANの山田稔明です。さて、この「GOMES THE HITMAN の友好都市宣言」は宮城県の Date-fm、静岡県のK-mixの2局で放送しております。

えーさて、またFAXも幾つか頂いているので読みたいと思います。

仙台市青葉区たつやさんからのFAXです。「山田さん、こんばんは。maybe someday e.p.の発売に、 28日の仙台のライブと僕たちファンにとっては楽しみ盛り沢山な6月です。GOMESのCDを買ったのはセカンドアルバムのcobblestoneが初めてだったんですが、それ以来とても気に入ってしまい new atlas e.p.、weekendと立て続けに買いました。ライブまでには全てのCDを聴こうと思っています。」嬉しいですね。6月21日リリースのインディーズ盤もよろしくという感じですね。

「ところで仙台に来る機会の多い山田さんが、仙台に来て良く立ち寄る場所やお気に入りの場所はありますか?」という事なんですけれども、うーん、そうですねえ…。あれだな、仙台と言えば「トライアングル」ですよ。(笑)もう、わかる人しかわからないですかね。あの、駅にスパゲティー屋さんがあるんですけどね。

他はですね、僕は大概どの街に行ってもそうなんですけれども、レコード屋さんしか行かないですね。この前も仙台に来た時に、ちょっとしたレコード屋巡りツアーをやったんですよね。で、仙台のレコード屋さんは行ったことなかったんですけど。うんと、まず最初にね、パラダイス・レコードに行きましたね、その後にグレートミュージックというとこにも行きました、で、最後にディスクノートというこの3軒を回ったんですけど、結構ね仙台のレコード屋さんはレベルが高いですね、僕は結構感心してしまいました。

あと静岡にいく時に、浜松に行く時に絶対行くレコード屋さんがあってですね、浜松のねROCKING RECORDという、結構ねPUNKから何からネオアコからギターポップからなんでも揃うと言うというか、中古盤屋さんなんですけども。そこはね、大概浜松に行くと寄りますね。

えー、で、もう1枚FAX。静岡県清水市FAXネーム、ドラちゃんからですね。

「山田さん、こんばんは。先週初めてこの放送を聴きました。長編小説3部作特集の時です。GOMES THE HITMANの歌詞って良いですね。今度CDを買ってじっくりと歌詞をちゃんと読んでみます。ところで、山田さんって、本とか小説とかって読みますか?好きな本とか、お薦めの本とかあれば教えて下さい。それでは。」ということなんですけれども。

僕はね、趣味はなんですか?って聞かれたら、読書ですって答えるくらい本は読みますね。本当に本は電車移動とかね、ちょっとした時に本とかそういう活字がないとね、イライラしちゃうくらい活字中毒で。で、お薦めの本を教えてくれという事なので、ちょっと皆さんメモの用意を。

まずはですね、僕のライフタイムNO.1小説ですね、これは。保坂和志という人の「猫に時間の流れる」、「猫に時間の流れる」と言う小説です。これは、もうタイトル通りなんですけれども、猫が出てきて、それを飼っている人が主人公で、もう事件が何にも起こんないというですね、まあ、cobblestone に入っている小説のようなもので、もう何にも変わんない1日がただただ流れていくというすごい読み心地の良い小説ですね。あとはですね、大佛次郎さんという、ちょっと古い人の本なんですけど、「猫のいる日々」。これがね結構昭和っぽい文章というか固い文章を書く人なんですけど、その猫に関してのエッセイをいっぱい集めた、多分文庫本になっていると思うんですけど、「猫のいる日々」というこの本がぐっときますね。あとはね、夏目漱石のね「我輩は猫である」。全部猫じゃんっていう。(笑)

あの、そう僕ね、猫の話しが好きなんですよね、猫って活字で描写すると意外と難しくって、その猫の仕草とか、そういう表情とかを言葉で表すのは実は難しいんですよ。で、それを上手い事やっている作家というのが僕は優れた作家だと思ってて。その今日紹介した3冊「猫に時間の流れる」「猫のいる日々」「我輩は猫である」この3冊はね、まあある意味「猫3部作」と僕は名付けてしまおうかなと思うくらい猫の様子が良く書けている、そういう本です。ちょっと本屋さんでチェックしてみて下さい。それでは、ここで曲にいきましょう。フィッシュでヘビー・シングス。

♪PHISH/HEAVY THINGS

山田さん(以下、Y):はい、今週のヒットマンのコーナーです。今日はゲストに来て頂いています。えー、音楽ライター、そしてイベントオーガナイザーとしても最近色んなところで名前を聞く人も多いんじゃないでしょうか。沢田太陽さんに来て頂きました。

沢田太陽さん(以下、S):はい、どうも。皆さんこんにちは。

Y:こんばんは。まず、沢田さん、自己紹介を。

S:音楽ライターの仕事を主にやっているんですが。そうね、昔ね、山田君とかは知ってたみたいなんだけど、某国営放送でね、あのー、オルタナティブな視点を持ったスタジオ公開ライブ番組をやっていて、まあ、そのつながりが結果として、そこをやめてそう言うものを追うライターさんになって、まあ、さらにそれをこうもっと自由度の高いライブの場を今探して、イベントとかやっていますが。

Y:で、最近も沢田太陽presentsのイベントがあってですね、えーちょっと前になりますけども下北沢のライブハウスでHARCOとSPOOSYS…

S:そうそう、54-71、キセルとか出たんだけど。

Y:結構、お客さん入ったイベントだそうですね。

S:200人以上入って、すごい盛況だったんですけどね。

Y:で、そのイベントに関してなんですけども。今って東京限定という感じでやっているじゃないですか。

S:やっぱりね、そう簡単に地方ってそう行けるもんじゃないから。

Y:うん。

S:でも、某国営放送だと地方まで届くじゃない?電波って。

Y:そうですよね。

S:その辺で情報があまり入っていない子供達、ヒットチャートとかでね、ただ一方的にかかっている部分じゃない音楽を届かせるためには、なかなか難しいので、国営放送手放しちゃったから、その辺はなかなか難しいなと思っているんだけど、だからね、僕がもうちょっと東京での経験を積んでね、そっから先に地方に行くっていうのであればね、地方とかの賛同者と一緒にどんどんしたいですね。

Y:そうですよね。

S:そういう人がいたら…

Y:連絡下さいって感じですよね。じゃ、ここでですね、沢田太陽さんの最近のお薦めの音楽というのをちょっと聴きたいんですけど。

S:最近一番お薦めしたいのが、イギリスのデーモン・ゴッホなるひとがやっている…

Y:すごい名前ですよね。(笑)

S:BADLY DRAWN BOY。ひどく溺れた人という名前を持った人なんですけど。(笑)

Y:はははは。(笑)沢田さん一番のお薦めはBadly Drawn Boyということで。じゃ、今日は最後に1曲この中から紹介して下さい。

S:はい、えー、これがデビュー・アルバムですね。アルバム「ジ・アワー・オブ・べウィルダービースト」というアルバムから聴いてもらいましょう「エブリバディーズ・ストーキング」。

Y:はい、今日はどうもありがとうございました。

S:どうもありがとうございました。

さて、今日はですね。先週に引き続き、またね、ギターを持ってきているんですよ。そんで、最近はもう遂にねライブ、ライブ月間。もうやっとね、今までずっとライブやりますライブやりますって言い続けてきたんですけど、もうそのライブをやる時期が来てしまったという事で、せっかくなのでちょっとその時期を盛り上げるために、またきょうもちょっと弾き語ってみようかなと思ってるんですけども。えー、まあフルバンドで最近ライブをツアーを回っている事が多いので、たまには弾き語りを聴いてもらうのも良いかなと思って、ちょっとしんみりと歌ってみようと思います。

自転車で追い越した季節というcobblestoneの1曲目に入っている曲をやってみちゃおうかな、聴いて下さい。

♪GOMES THE HITMAN/自転車で追い越した季節(弾き語り)

はい、自転車で追い越した季節でした。いやー、この歌は弾き語るとね、涙が出てくるんですよね。気持ちくて。もうね、どうですか?これはね、あまりライブでやっていない曲なので、今日の弾き語りは貴重かなと思うんですけど。まあね、ライブもね、フルバンドでやる時にたまに弾き語りをやったりもするんですが、今回のツアーは弾き語りパートみたいなのがないので、今日はその代わりでやっているという感じで。もう1曲、ぐっとくる曲をやってみようかなと思います。6月7日に発売になりましたね、maybe someday e.p.の1曲目に入ってる曲で、これも弾き語るとぐっとくるんで、僕今自己満足に入っているんですけどね、聴いて下さい。僕らの暮らし。

♪GOMES THE HITMAN/僕らの暮らし(弾き語り)

はい、僕らの暮らし。あー、気持ち良かった!

はい、えー昨日はですね、名古屋で僕達全国ツアー初日終わったんですけど、静岡の皆さんはどうですかね?見に来てくれた人いますかね?えー、昨日も非常に熱いライブで僕も倒れそうになりながらやったんですけども。えー、ここでですね、さあ、昨日もやりました緑の車という曲をもう一度レコードヴァージョンを聴いてもらおうと思います。

♪GOMES THE HITMAN/緑の車

さて、いかがでしたでしょうか、GOMES THE HITMANの友好都市宣言。えー、今日もですね、先週に引き続きちょっとギターで弾き語りをしてみました。あの、やってみたらね、結構ね、ガンガンにエコー聴かせてもらってヘッドファンをしてやってんですけど、すごい気持ち良いですね、ちょっと今後僕の弾き語りライブというものをね、本当に企画物とかじゃなくて1時間くらいの弾き語りライブとかをね、ちょっとどこかで実現させようかなって思っています。

(ハガキの宛先、FAXナンバー紹介)(ツアー日程紹介)

それではまた来週のこの時間にお会いしましょう。お相手はGOMES THE HITMANの山田稔明でした、さようなら。

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