GOMES THE HITMANの 友好都市宣言 第8回(00.05.27放送)
皆さんこんばんは、GOMES THE HITMANの山田稔明です。はい、えー今日はいつもよりダラっとした感じで、僕のプライベートの、僕のプライベートな表情など覗かせつつ、ゲストを、斉藤誠さんを迎えて、ダラっとした番組をお送りしようかなと思います。最後までお付き合い下さい。
それでは今日の1曲目聴いて頂きましょう。前作cobblestoneに引き続き斉藤誠さんをプロデューサーに迎えて制作した、この1曲。「僕らの暮らし」、聴いて下さい。
♪GOMES THE HITMAN「僕らの暮らし」
改めまして、こんばんは。GOMES THE HITMANの山田稔明です。さて、この「GOMES THE HITMAN の友好都市宣言」は宮城県の Date-fm、静岡県のK-mix、この2曲で放送しております。
はい、えー、山田稔明ですけれども。あのね、久しぶりに僕、休みになりまして、結構最近はですね、もう、ダラダラと暮らしてて、んで、5月8日これがですね、クラムボンのボーカル郁子ちゃん体調不良の為、僕らがピンチヒッターで渋谷のクアトロのイベントに出場という。これでですね、6日連続7回のライブというもうねえ、大変でした、楽しかったですけどね。
あのー、名古屋とかではいつもラジオ聞いてますとか言って、静岡から来てくれてた娘とかがいてですね、すごい嬉しい思いをして、もう世界各国、違う、日本各地でね、あのー、本当色んなファンの方たちと巡り合えた、そんなゴールデンウィークだったんですけども。
このね、渋谷のイベントっていうのが急に決まったんですけども、えー、クラムボンの変わりに僕らが出たんですが、えーと、スモール・サークル・オブ・フレンズ、そしてHARCO、櫛引彩香 ちゃんと、ゴメスで。僕は個人的に見に行こうと思っていたライブなんですけど、急遽出る事になって、そんでね本当楽屋が楽しくって、ヒックスビルの人達がいたりとかですね。
なんかこのラジオとかにもカスタネッツのファンの娘からも、FAXが来ていたりとかしたんですけど、そのHARCOバンドのドラム、もとカスタネッツの今野さんとかも一緒に打ち上げをしてですね、もう、このゴールデンウィーク中は移動が多くて僕らお酒を一滴も飲んでいなかったので、その日の打ち上げはもうね、凄かった。HARCO青木君とかとね打ち上げをしたりとかして、で僕らは3軒目とかは渋谷の街でカラオケという、ライブが終わったアーティストがやるとは思えない行動。
で、自分の曲よりもキーの高い小沢健二の曲を僕が熱唱するみたいなね、もう後先考えない。それがね、この僕の休みの入り口だったわけなんですけどね。そんでね、こう今ガラガラ声で。(笑)休みを満喫しているんですけどね。まあ、この休みもどうせね、もうすぐ終わるんですけどね。
まあ、この休みが終わるとあれですよ、6月23日からのツアー、全国ツアーですね。夏街オーケストラが始まるということになっていまして、えー6月23日名古屋ハートランド、んでですね、6月28日仙台MACANAそして6月30日が渋谷クラブクアトロでのファイナルという、えーちょっと、それに向けて休養している僕山田稔明。すいません、今日はダラダラしゃべっていますけどたまには良いんじゃないかなと、思ってですね。で、ですね。ここでそんなまったりとした僕の気分にピッタリなまったりとした曲を1曲聴いてもらおうかなと思います。
ブロウ・モンキーズでディギング・ユア・シーン
♪The Blow Monkeys/Digging Your Scene
聴いて頂いたのは、ブロウ・モンキーズでディギング・ユア・シーンでした。
FAXを紹介したいと思います。ラジオ・ネーム、ベルテルさんから。
「悩まない山田さんへロッキング・オン・ジャパンのインタビューでは、女の人に女々しいと言われていた山田さん。この間の放送では、メンバーの女性陣にむちゃむちゃ前向きと言われていましたけども本当のところは、どうなんでしょうか?そんな山田さんが尊敬している人は誰でしょう?尊敬する人、どんなところが良いか、教えて下さい。」
んー、僕はめちゃめちゃ前向きですよ、男ですからね。んでですね、僕が尊敬する人。これはね、男なら誰でも尊敬するだろうという、あれですよ、梶原一騎。(笑)みんな知らないでしょ?梶原一騎って、なんだろうなあ、あれですよ、有名どころでは「巨人の星」、「巨人の星」を書いている人なんですけど、で、何で梶原一騎が良いかというとですね、あの、もう、男気溢れるわけですよ、漫画がね。
んで、僕が小さい頃にね、「プロレスバスター列伝」というのをね、もう一生懸命読んでた時期があってんで、実はね、こんなGOMES THE HITMANなんて一瞬爽やかみたいなバンドをやっている僕なんですけどね、あの実はプロレスが好きでね、やっぱ僕のプロレス好きというのを形作ったのは、あれですよ、梶原一騎のね、「プロレスバスター列伝」。
これねぇ、古本屋さんとか行ってもないと思うんですよね、人気がある本だから。これがねえ、それこそ本当に、猪木、猪木が主人公ってわけじゃないけど、猪木伝説みたいな、んー、猪木が小さい頃にブラジルに移民してみたいなそう言うところから、物語が始まっていてですね、まあ、お薦めの本「プロレスバスター列伝」あんまりないかもしれないですけど、ちょっとね血眼になって探して見るとあるかもしんないですよ。
まあ、プロレスネタで盛り上がったという事でですね。プロレスといえば猪木、アントニオ猪木。アントニオ猪木といえば、ブラジル。はははは。(笑)あれですよ、猪木はですね、小さい頃ブラジルにね、移民してね、コーヒー園とかで働いてた。だから、アントニオっていう名前になったのね、んで、んで、そこから日本に帰ってきて力道山に弟子入りしたわけですよ。そっから新日本プロレスを立ち上げてっていう、こっから話すと長くなるので、やめておきますけども。その猪木といえばブラジルということで、ここでブラジルのかっこいいレアグルーブ・ナンバーを1曲聴いてもらおうと思います。レニー・アントラーデでナオ・アディ・アンタ。
♪レニー・アントラーデ/ナオ・アディ・アンタ
山田さん(以下、Y):はい、今週のヒットマンのコーナーなんですけれども、今日はゲストに来て来て頂いています。
斉藤誠さん(以下、S):遊びに来ちゃいました。どうも。
Y:はい、あの、GOMES THE HITMAN4月21日に発売になりましたcobblestoneのプロデューサーでもあります斉藤誠さんです。
S:どうもどうも。
Y:で、ですね。このラジオが、番組が始まったんですよ。んで、これが静岡K-mixと仙台のDate-FM というところでやっているんですけども。
S:すばらしい…、二つとも私の第二の故郷と呼ばれているところ。静岡には本当に住んでいたことがあるの。
Y:それは若かりし頃ですか?
S:まあ、いまも若いけどね。(笑)
Y:ははははは。(笑)
S:あのね、そうだな、あれは中学…小学校6年生から中学にかけて。
Y:やんちゃな頃ですね。
S:やんちゃでしたねぇ。恋も覚えたりして。
Y:はい。
S:恋も覚える時って言う頃だから、やっぱりね、情景とかがね、かなり沁みて残っているんだよね。
Y:静岡は静岡市なんですか?
S:これは静岡市内だった。どこへ行くのも、自転車だった。
Y:みんなそうなんですか?
S:あのね、平坦なんだよ、土地が。
Y:あー、坂道があんまりないから。
S:だから、あのーデパートへ行くの駅まで行くのも自転車だった。綺麗な街は、すごく綺麗な街で、それで、お堀があって、堀をずーっと行って。潮風を受けながら。
Y:最近静岡とかへって…
S:1回、行ったことがあるんですけども、静岡で、小学校卒業して、20年後の春分の日にみんなで集まろうねって、別れたはずなんだけど、20年後に連絡が来ないわけよ、それで、それが自分の結婚式の前の月かなんかだったのね、それで、心配になって小学校に電話したの。
Y:はい。
S:安東小学校っていうんだけど。静岡市立安東小学校。電話したんだけどそんな話しは知りませんとか言われて
Y:そうなんですか。
S:その時はそのままにしてしまったんだけど、なんかライブで神戸に行った時に、車で行ったから途中で降りたのね、帰りに。静岡インターで。これはもう、どうしても真相が知りたいって。もう、夜になっていたんだけど。昔ね、卒業制作でなんか、顔彫って、石膏で顔を彫ってでっかいベンチにしたのを覚えてるの、その中にベンチの中に、みんな文集とかね20年後にこんな大人になっていたら嬉しいなというような…
Y:それある意味タイムカプセルみたいな。
S:そう、タイムカプセル。当時流行っていたんだよね。それを見つけに行ってやると思って。それがあれば、20年後にクラス会がなければおかしいんだって思って。行ったらね、本当に真っ黒になった、古ぼけたベンチがあって。
Y:今、あったんですか、すごいですね、それ。
S:だから、なんかね、私の中の静岡を集約している話しで。ちょっとのんびりとした感じの暖かい感じ。
Y:イメージとしてサッカーの街って、よく言うじゃないですか。サッカーの街で、あとはね、うな茶の町。
S:うな茶、美味いよねぇ。浜松が美味いんだよね。
Y:だからね、ちょっとね、静岡とか浜松とか、マニアックに攻めたいなと思ってて。
S:かなり深いよ、あそこは。
Y:そうなんですか?
S:うん、安倍川餅美味いよ。
Y:安倍川餅。んー。
S:そんな一般的な事言ってもしょうがないか。(笑)
Y:ははは。(笑)ちょっとね、今年の夏くらいにはね、静岡も攻めたいなと思っているんですよ。
S:静岡で初恋しちゃったもんなあ。まあ、そんな話しをしたら来週再来週までになってしまうので、やめますけど。(笑)
Y:(笑)仙台のほうでは?
S:仙台はね、あのね、仙台は最初とっつきにくい感じがあったの、ところがね、仙台の人達のなんつーだろな、春になってからのいきなり土から這い出てくるようなパワーを感じた事があるんだよね。いつも行くお店があるんだけども。
Y:仙台で?
S:うん、仙台で。そこでね、みんなたまっているお客さん達とかが、みんなちょと仙台の外れ者みたいなね、ちょっとアウトローな。
Y:アウトローな感じの。
S:その人達が、みんなロック好きで、デビルブラザーズだとか、5月になったらみんなでニュー・オリンズに旅しちゃおうみたいな、仙台から。
Y:そこまで、こう。
S:そういう人達が集まっているところにたまたま、そこにそのお店に行って、あー、なんて楽しい人達がいっぱいいる街なんだろうって。
Y:それって、ちなみにそのお店なんていうんですか?
S:アマゾンっていう店なんですけれども。
Y:仙台市内ですか?
S:仙台市内で、ジョウゼンジ公園の近くにあるんですけど。
Y:へー。
S:これは、すごく良い店で。
Y:アマゾン。ちょっと僕も。仙台、結構行くんですよ。
S:全然干渉しない店なの、行ったらそのままほっておかれるんだけど、なんか、ぽろっとロックっぽいことを言うと、実はそのビデオあるんですよって。(笑)
Y:ははははは。(笑)
S:これがいいんだな。
Y:で、斉藤さんは近々その仙台で。
S:そうなんですよ、これがねライブなんですが。これがめちゃめちゃ久しぶりで、仙台でライブやること自体が9年ぶりで、今度はバンドで行くので、バンドでやるっていうとデビュー当時以来なんですよ。16年ぶり。
Y:16年ぶり。
S:ほとんどやっていないんじゃないかって言うことになるんだけど。フォーリズムで行くんですけれども。それなりにね、その久しぶりさだから緊張しまくってんですが。6月2日金曜日に仙台のバックページというところで、夜の7時からスタートなんですけれども。タイトルが「仙台野放し紀行」。(笑)
Y:ははははは。(笑)
S:ちょっと松尾芭蕉なんかにかけたりして。(笑)
Y:楽しみですね。
S:かなり気合が入りますね。でも、まあ仙台の昔来てくれていた人達とかが、もう多分子供が出来ていたりとか。
Y:そうですよね。
S:子供が出来て、その後離婚しちゃたりとか。色んな人生を背負ってくると思うので、うん、ちょっと面白い事になるんじゃないかなと思います。
Y:そうですね、お聞きの皆さんも6月2日金曜日仙台のバックページというところで夜の7時から斉藤誠さんのライブがありますので、興味のある方は皆さん…
S:是非
Y:こぞって
S:お願いします。
Y:お願いします。ということで、GOMES THE HITMANのcobblestoneのアルバムプロデュースでお世話になりました斉藤誠さんにゲストで来て頂きました。
S:別にしゃべりのプロでもないのにしゃべり過ぎちゃいました。すいません。(笑)
Y:大丈夫ですよ。(笑)
S:嬉しかったので。(笑)
Y: えー、じゃあ、今日はありがとうございました。
S:ありがとうございました。
♪斉藤誠/今僕を泣かせて
はい、聴いて頂いたのは斉藤誠さんで「今僕を泣かせて」でした。
さて、それではもう1曲聴いて頂きましょう。6月7日発売のマキシシングルから「緑の車」。
♪GOMES THE HITMAN/緑の車
さて、いかがでしたでしょうか、GOMES THE HITMANの友好都市宣言。今日はめちゃめちゃ休みモードの僕のしゃべりの中にも、えー、斉藤誠さんのインタビューが挟まれてですね、こうなんか良い感じの30分だったんではないでしょうか?(笑)来週からは気持ちを張り直してですね、ちゃんと「街をゆく」も面白い音を取って来てそんで、楽しい事も紹介しようかなと思います。来週はですね、6月7日に発売になります、新しいマキシシングル「maybe someday e.p.」、こちらの方を紹介、そしてその特集という感じでお送りしたいなと思います。
(ハガキの宛先、FAXナンバー紹介)
(ライブの日程紹介)
それではまた来週のこの時間にお会いしましょう。お相手はGOMES THE HITMAの山田稔明でした。さようなら。
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