出逢い

小学校の頃、学校から帰ってやる事と言ったらテレビを観る事が多かった

アニメを主に見ていたけど他にはドラマも多く見てた

17時前後から始まるドラマの再放送をよく見てた記憶がある。

当日、大好きだったのがあぶない刑事。そして刑事貴族etc…刑事モノが主に。そう、私は4チャンネル信者だった。

そんな時に出逢ったのが〝コーチ〟

サバカレー

浅野温子さんが出てたドラマ

九十九里でサバカレーの缶詰を作る野球を仕事でやってる奴らの物語

あぁ!あぶ刑事にも出てる人だー!!位なテンションだったと思う

そんな感じでただ、なんとなく見始めたドラマ(の再放送)

すぐに、あの笑顔に惹かれた、歌声に惹かた

そして、いつの間にか……大好きになった。

玉置浩二との出逢い

クシャッと笑う笑顔が大好きになった

〝生きているんだ それでいいんだ〟

『田園』を聴いてもう、ドツボにハマった。

CDショップに行ってCDを借り漁り、カセットに焼いて聴きまくった(年代を感じる(笑))

CDを買う と言う認識はなくて〝CDは借りるモノ〟だった当日の自分に今になってみると文句を言いたい

と言っても、当日CDに使う大金は持ち合わせてなかったのだけど

とにかく、玉置浩二漬けの日々が始まった。

中学に入り、TUBEにもハマりCDを買った(あれ?おかしい)

同時進行で玉置熱も継続し、高校に入りついにファンクラブなるものに入会した

〝STAR〟

それから、ライブのチケットを初めて自分で取った。

郵便局で振込用紙に住所や氏名、会員番号を書き込んでドキドキしながらATMで入金

初めてライブチケットが手元に届き、生まれて初めてライブに行けた。

アルバイトを初めて自分のお金が出来るようになって一番にやった事だった

ライブはもう、衝撃的だった。

CDと同じ、いやそれ以上の歌声で驚いた。

そして、どんどん深みにハマる(笑)

ソロの曲をメインに聴いていたので知らない曲がいっぱい歌われる

ライブで聴いて好きになる、CDを借りに行く、ライブに行く、

知らない曲がある、好きになる、CDを借りに行く

その繰り返し

2時間ほぼMCはなく、歌いっぱなし

あぁ、ライブってこう言うものんだ

と、当時は思った。コブクロに出逢うまでまだあと少し時間がある

それからもう、自他共に認める玉置浩二好き

周りには一切ファンはいない。けど、そんなの気にしない。

私は私が好きな音楽を愛するだけ

その頃、大学も卒業し就職が決まり地元を出る事になった

いや、地元を敢えて出る事にした。

新しい初めての環境、仕事。激務だった…あの頃はすごかった

朝は7時半に出勤、残業なんてザラで帰宅は常に21時過ぎ

日付を超えることもしばしばあった

そんな中、癒しは玉置さんの歌声しかなかった。

『明かりの灯るところへ』

何度聴いたか分からない


ギリギリの精神状態で大声を出したくなるほど毎日イライラしてた。

上司のパワハラも凄かった。もう、嫌な思い出でしかないけど。

どん底でズタズタの心を癒してくれるのが『明かりの灯るところへ』だった

不思議と

あのイントロを聴くと心が落ち着いた。

家に帰る車の中で大音量で聴いてたけど、あの曲の癒し効果はハンパなかった。何故か分からないけど。口では言えない何かがあの歌にはあった。

そして、私の〝特効薬〟になった。そして同時に心の〝バロメーター〟にもなった

私にとって大事な歌、大好きな歌、大好きな声

玉置さんの存在がなくてはならないものになっていた。


でも、そんな時に………


活動休止

心にポッカリ穴があいた

まさかの〝STAR〟も終了。無期限活動休止。

ワイドショーを賑わす話題

世間からは批判の声が多くあって見るのも嫌になった。

何を知ってるの?歌を聞いた事があるの?知らない人が何を言ってるの?

あんなに歌を愛して、歌に愛されている人はいないのに

と、心から思ってた。

歌い続けてくれればそれで良い。

また歌いたい時にふらっと戻ってきてくれる事を願ってた。

玉置さんだもの。また絶対歌いたくなる日が来る。そう信じてた。

とにかく、歌い続けてくれればそれで良い。

他には何も望まない。

私は何があってもファンは辞めない。


そう、思ってた。

そんな所に…心のポッカリあいた穴に彼らが、彼らの歌声がガッチリとハマってしまった。


そう、それがコブクロ

私にはなくてはならないモノ

大好きな人たちと出逢わせてくれた大事な存在

長くなるのでそれはまた次にでも

#玉置浩二 #明かりの灯るところへ



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