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共依存の回復に必要な、過去に直面すること。そして周囲のサポート

筆者(ペンネーム:真実の剣)は、かつてはいわゆる共依存でした。共依存のタイプはいろいろありますが、私は問題のある他者に関与する、それを通じて自己の空虚感を埋める――というタイプでした。

そしてその強度は非常に強く、むしろ「共依存症」と表現しても良いほど、この共依存的な傾向が強くありました。今となっては不思議なことですが、まさに、潜在意識が自らの行動を突き動かす様子そのままで、自分としては、まったくそこに客観視できる余地はありませんでした。

■共依存から脱するためのポイント

そのような過去の経験を踏まえますと、共依存の人がその共依存状態から脱するためのポイントは1つに絞られます。

それは、自己洞察力を高め、自分に対する理解を深めていくことです。

一番大切なのは、共依存に陥っている本人にはきつい話ですが、「自分が過去、親や先生などの権威者によって、まったく自分らしくない人生を押しつけられ、その結果として人生を挫折させられ、不当な仕事生活、不幸なパートナーシップ生活・結婚生活を過ごさざるを得なかったこと」に直面し、挫折感、苦しみ、悲しみを味わうというアクションです。

たいていの場合、「そうは言っても良いことがあった」などという良い面だけを見て、心の奥底でくすぶっている挫折感をごまかしています。

その結果、共依存の人は、“問題児”である対象人物(共依存の人はこういう人物に無意識のうちに関与したくなるのです)に関与し、とらわれ、コントロールに明け暮れることになります。つまり共依存の人の執着心やコントロール行動の裏には、心の奥底でくすぶっている挫折感というネガティブ感情があります。

だからこそ、共依存症の人は、「自分の挫折感に直面することから逃げていたこと」を認めるべきです。これはつらいアクションではありますが、まさにここからが回復のスタートです。

■周囲の人による支援も大切

さらに言えば、共依存症の人たちが自分自身に関心を向け、悲しみと挫折感に直面するには、周囲の人たち――それはヒーラーやセラピストやカウンセラーと言われる人も含めます――が、共依存状態にある人の共依存的行動を少しでも責めたり、共依存的行動を指し示してああしたほうがいい・こうしたほうがいいと少しでも指示したりしている間は、難しいのです。

周囲の人たちにとって必要な行動は、共依存症の人の不幸に共感し、「共依存行動の原点にあるのは、権威者によるハラスメントであり、根本の問題や責任は、共依存症にかかっている本人にはありません」という真実を伝えること。これに尽きます。

そうすれば、共依存症の人は、過去から現在に至る自分のありのままの姿を肯定された感覚を味わえます。すると、共依存症の人は自然と自分の心の奥底に残っている挫折感に直面し、悲しみや苦しみを本人自身が受けとめるようになります。

そして次第に、共依存の行動パターンや考え方が弱まり、緩和していきます。

共依存の人が回復の道筋を歩むために、まずは必要なこと。今回はこの内容を書かせていただきました。

この記事が、苦しむ人のマイルストーンになりましたら幸いです。

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