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混合ワクチン第4弾!!犬アデノウイルスII型感染症(イヌ伝染性咽頭気管炎)

わんちゃんのために
色々と検索していただき
ありがとうございます。

ドッグライフサポーターの獅子パパです🦁

今回は混合ワクチンシリーズ第4弾!!

犬アデノウイルスII型感染症(イヌ伝染性咽頭気管炎)
についてです。

混合ワクチンについては
別の記事でご紹介していますので
良ければそちらも
見てもらえると嬉しいです。

1.犬アデノウイルスII型感染症とは

犬アデノウイルスII型感染症とは
アデノウイルスII型という
ウイルスに感染することによって
発症する病気です。

このウイルスにより
咽頭や気管の炎症が引き起こされるため

イヌ伝染性咽頭気管炎

とも言われます。

ケンネル・コフといわれる
風邪のような病気の
原因微生物の1つとして
問題となります。

ケンネル・コフについては
また別の記事で
詳しく解説していきますね。

2.感染経路

このウイルスは
犬アデノウイルスII型に感染したわんちゃんの
・唾液
・気管分泌物
・糞便
・糞便が乾燥した粉

などに接触することで感染します。

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3.症状

症状としては

・食欲不振
・発熱
・乾いたセキ
・鼻水

などがみられます。

犬アデノウイルスII型感染症の場合
このウイルス単体であれば
軽い呼吸器系の症状だけで
あまり重症化することはありませんが

ほとんどの場合
他の病原体との混合感染がみられます。

そのため
さまざまな症状を引き起こします。

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4.治療法

犬アデノウイルスII型感染症では

非常に軽症の場合
治療をおこなわないこともあります。


しかし
ほとんどの場合では
対症療法が基本となり
抗菌薬を使った治療をおこないます。

ここで大切なのは
症状が治ったとしても
最低でも
10日くらいは
お薬を継続します。

また必要に応じて
・鎮咳剤
・機関紙拡張剤
・輸液

などをおこなうこともあります。

軽症の場合には
数日〜数週間で治ることが多いようですが

肺炎などにならないように
温度・湿度などに注意して
十分な換気を心がけるようにしていきます。

犬アデノウイルスII型は
非常に感染力が強いウイルス
なので
他のわんちゃんに
うつらないように
隔離するなどの
対策がとても大切になります。

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5.予防法

犬アデノウイルスII型には
有効なワクチンがあります。

非常に感染力の強いウイルスのため
あらかじめワクチンで
しっかりと対策しておきましょう!

なお
犬アデノウイルスII型は
犬アデノウイルスI型の免疫が
働いてくれることがわかっているため
両方のワクチンを兼ねている場合が
ほとんどです。

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6.まとめ

今回は犬アデノウイルスII型感染症について
お話しました。

非常に感染力の強いウイルスから
わんちゃんを守ってあげるために
混合ワクチンの接種は
とても大切なものになります。

大切なわんちゃんを守るためにも
毎年の混合ワクチンは
しっかりと摂取するようにしましょう。

ということで
今後も愛犬のためになる情報を
発信していきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!