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犬のマイクロチップについて

みなさんのワンちゃんはマイクロチップを埋め込まれましたか?万が一の脱走や迷子になった時の対策として、迷子札や鑑札などをつける事も大切です!しかしこれらは首輪などに取り付けるので、逃走中に抜けたり千切れたりする事があります。そんな時の最後の要としてのマイクロチップをしっかりと有効利用して頂きたいと思っています!なので今回はこのマイクロチップについて解説していきます!

1.マイクロチップとは

マイクロチップって言葉はよく聞きますが、いったいどんな物なのでしょうか?

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上記画像:環境省ホームページより引用(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html)

マイクロチップとは、写真のようなとても小さな機械の事を言います。この機械には15桁の番号が振り分けられており、それを専用の読み取り機で読み取る事で番号を識別する事ができます。これを犬の首の後ろに入れることで、万が一の時の個体証明として利用できるのです。

2.法改正について

2019年6月に動物愛護法が改正になりました。その中で、マイクロチップの義務化が決められました。このマイクロチップの義務化について3年以内の施行となっていますので、この記事を書いている2020年3月現在は移行期間という事ですね。実際に義務化が進むまでにはまだ時間がかかります。

この法律が施行された場合に、直接大きな影響が出るのはブリーダーさんやペットショップになります。飼主さんがワンちゃんを迎える時には既にマイクロチップが埋め込まれている状態になります。

ただし気をつけなければいけないのは、ワンちゃんをお迎えした後にマイクロチップに入っている基本情報を変更する必要があります!

実際に今マイクロチップを埋め込まれている子でも、基本情報の登録がちゃんと出来ていない子も多いのではないでしょうか?この登録がキチンとされていないと何の意味もなくなってしまいます!マイクロチップを埋め込まれた方は忘れずに登録をお願いします!

ちなみにですが、今回の法改正は現在マイクロチップが入っていない子に対してマイクロチップを義務化する物ではありません。今マイクロチップが入っていない子をそのまま入れずにいても法律上は問題になりません。ただし私個人の意見としては、是非マイクロチップを入れるようにご検討頂きたいです。

3.マイクロチップのメリット

マイクロチップは犬の体内に埋め込むため、飼主さんと愛犬が離れ離れになってしまった際の最後の要です!

『室内で飼っているし逃げ出したりしないから大丈夫!』

という声を聞く事があります。しかし地震などの災害の時など、どれだけしつけがしっかりしている子でも逃げ出してしまう事があります。

そういう子でもマイクロチップが確認できれば飼主さんの元に帰る事ができるかもしれません!

迷子札や鑑札などとは違い、体内に埋め込むので紛失するリスクがないのがないのが最大のメリットであり、最後の要である重要なポイントですね!

4.マイクロチップの問題点

マイクロチップの問題点としては、管理している複数の団体が複数あり、それぞれで情報や読み取る機械が違うところが難点です。1番大きいのは日本獣医師会がやっているもので、環境省のホームページでも日本獣医師会のことが紹介されています。

全ての団体で共通でできたら良いのですが、その辺りが今後の課題となってくるのではないでしょうか。

5.まとめ

今回は犬のマイクロチップについて解説しました!!保健所では、毎年物凄い数のワンちゃんが保護されています。しかもその多くが家に帰ることができないまま殺処分にされている現状があります。マイクロチップさえあれば救われる命があるんです。

是非まだマイクロチップをつけてない方はつけてください!登録がまだの方は、是非登録をお願いします!!

という事で今後も愛犬のためになる情報を発信していきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!