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【一部解決】モバイルバッテリーの処分はどうする? (2024.2.14現在)

Ⅰ. ごみとしては捨てられない

 スマホなどに出先で気軽に充電できるモバイルバッテリー、便利な反面、実は簡単には処分できない製品でした。
 ここでは、小型二次電池に分類されるリチウムイオン電池内蔵のモバイルバッテリーについて、処分方法を取り上げたいと思います。

Ⅱ. 日本国内の認証(マーク)等

・PSEマーク ※2019年2月から義務化

・リチイムリオン電池リサイクルマーク (JBRC会員企業製品)

Ⅲ.処分したいモバイルバッテリーの状態

・ まだ使用可能か?
・ 内蔵バッテリーの膨張等変形の有無
・ 破損や液漏れ等の有無

Ⅳ.大きく4種類の処分方法

1. リサイクル店等での下取り(買取り)、ヤフオク等への出品など

 まだ利用可能な状態(上記①)であれば、中古品として売却できる可能性があります。

2. 市町村での回収

 ほとんどの市町村では、使用済み小型家電に該当せず、不燃物や粗大ごみとしても出す(処分)ことができません。
 ※お住いの市町村にご確認ください。

3. 家電量販店等での回収

 多くの家電量販店では、無償で回収を行っています。
・量販店毎、店舗毎に対応が異なります。
・上記A-①又はA-②であれば、回収してもらえる可能性が高いです。
・ごく一部の店舗では、リサイクルBOXの設置も行っています。
・製品購入の際のみ回収可能という店舗もあります。

4. 不用品買取業者での処分

 最終的には、専門業者での処分となりますが、有償となります。

Ⅴ.処分に困っていたものとその結果

・上記A-②・・・PSE&リサイクルマーク有、膨張や破損等なし 
・上記B-②・・・PSEマークのみ有、膨張や破損等なし
・上記B-③・・・PSEマークのみ有、やや膨張有
・上記X-②・・・マークなし、膨張や破損等なし

 家電量販店のコジマ店舗にて、モバイルバッテリーとは別の家電を購入の際に、レジカウンターで相談してみました。
 スタッフの方が、現品状態とチェック表みたいなもので回収可能な製品かを確認の上、処分に困っていた4点全てをあっさり回収してもらえました。

 専用の回収BOXまで設置している店舗は非常に少なく、サービスカウンターやレジカウンターで個別の製品を確認の上で回収を行っている場合が多く、同じ系列の家電量販店でも、店舗によっても対応は異なる様です。
 メーカーや製品、その状態によっても対応は変わってきますので、まずは処分したい現品を店舗へ持ち込んで、相談してみるとよいかもしれません。

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