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バチャフリ夢日記

2020/12/27、VIRTUAFREAK-REWIRE-がありました。ただただ楽しかった。概ねの言いたいことはこれだけだったんですが、

なんてツイートをされてしまい、高まった感情を夢日記としてしたためることにしました。夢日記は書くと記憶の整理が曖昧になり、夢と現実の区別がつかなくなるそうです。私自身もあまりの興奮と少しのアルコールに記憶をぼやつかせているので、yosumiさんについてと、今回のイベントで前からずっと生で見たいと思っていたBatsuさんのパフォーマンスを中心に、このnoteを通して夢のような時間の思い出を現実の記憶にしていこうと思います。なお、主観と想像が大いに含まれた日記ですので粗があっても多めに見てください…。

エハラミオリがかける「窓辺のモノローグ」

 バーチャルねこさんのアガリつつもchillい独特の音に「ずっと待っていたバチャフリだ~」って実感をオープンから感じていたところで、エハラミオリのターンへ。出てきて早々に「久しぶりで緊張している」と言いつつも自身の関わっているヨシナ・Marprilの楽曲等で一気に会場の空気をもっていき、その時点で私のテンションはマックス。次々と激しめの曲が繋がれていき「Girly Cupid」が流れて次は何が来るんだろうと思っていたら「窓辺のモノローグ」が流れました。
 正直、彼のターンでこの曲がかかるとは思っていませんでした。Twitterや配信でのやりとりでは割と当たり強めだったり、そっけなかったりするのに取り巻く矢印にはちゃんと応えていくあたりの相変わらずのツンデレっぷりやyosumi自身がバーチャフリークのファンであり、その顔ともいえるDJの選曲に自身の曲が選ばれたという事実は彼女にとってとても嬉しいものだったと思います。私自身も「窓辺のモノローグ」にとても思い入れがあり、この1年で何度も何度も聴いていた曲だったので、思わずあぁ…と唸り声が漏れるほどでした。流石のミスターバーチャフリーク、圧巻のパフォーマンスでした。

「楽しそう」がきっと一番楽しい。

 Shazamされて上がってくる情報をTwitterでチェックしながらメインフロアとラウンジを行き来しつつ、Batsuさんの出番に合わせ最前に潜り込み準備万端。いよいよ間近でそのプレイを見る瞬間が来ました。先に言っておくのですが、私がBatsuさんのことが好きな理由の大きな部分に「楽しそう」があり、その部分を中心に感想を綴っていきます。
 いつも画面越しに見ていた眩しい笑顔のまんまで登場し、MCがスタート。コンピレーションアルバム「REWIRE」に収録の自身の曲について触れ、yosumiの登場を匂わせつつ、Vantaを皮切りにプレイが始まりました。ここでやはり良いなと思ったのが彼自身がかける曲に合わせて歌うというスタイルです。いい曲はどうしてもフレーズを覚えて口ずさみたくなるものだし、好きな曲が歌えるとより曲と自分との距離が縮まるような気がしてさらにその曲が好きになれる。そんな音楽を身近に楽しんでいる様をパフォーマンスとして成立させていて、1人の客として楽しんでいる自分と同じ音楽が大好きな人なんだとヒシヒシと伝わる「楽しそう」なスタイルが私は何より大好きで改めて生で見れて良かったなと思いました。
 そんな感じで愉快に曲が進んでいき、2曲目が終わるとスピーカーから聴き馴染みのある笑い声が。冒頭のMCで話していた通りyosumiさんが出演し軽くMCパートに入りました。緊張を見せつつもBatsuさんや会場とのやり取りをし、いよいよ歌唱。「呼吸さえも一つに混ざる」を披露しました。その後もBatsuさんのプレイに織り交ざりながら「sheep in the light」のカバーや前述のコンピ収録の「with night」を最後に披露し、情動と儚さとを持った歌声に終始圧巻されていました。
 自分の大好きなDJのプレイ、大好きなシンガーが夢に見た舞台で歌う瞬間を一番近くで目撃できたことは今後忘れることのない宝物です。

ワニコーが全部過ぎた

 心と体をフルに使ってBatsu×yosumiを味わったので、足腰に既に疲労が見え始めていましたが「これだけは逃せない!!!」とワニとコーモリの出番にはまたメインフロアへと足を運びました。
 私は昨年末のバーチャフリークでALLNIGHTサイドに参加できずワニコーを見ずにホテルへ帰るという非常に悔しい想いをしたこともありマストで見たいコンビ。お馴染みのイカしたオープニングや2人のコラボ曲である「One Da Land」は生ならではのラップの良さがあり1年温めた期待感をまるで裏切るどころか超えてくるパフォーマンスに痺れました。
 しかし、ここでまさかの「Aite」のイントロが流れ始め、私は膝からくずれました。

出演はもう終わったものだと思っていて、完全な不意打ちだったのでかなり喰らってしまいました。そのあとも「the pear of one’s eye」や声を出せない環境でしたがずっと憧れていた演者と客一体となっての「透明な日曜日」にも居合わせることができたり、今年いけなかった、開催されなかったイベントでやりたかったことを全部ここで達成できたんじゃないかと思うくらい大満足の時間でした。

当たり前にある今がいつまでも続くとは限らないから

 ワニコーのあともAvec AvecライブセットのことやKMNZから感じたVESPERBELLとの比較、ラウンジで起きたあれこれなどがまだまだ思い出があるんですが、あまりに文量が溢れてしまうのでここらへんで締めに入ろうと思います。
 まとめとして、イベント全体を通して感じたことはBatsuさんのMCの中にありました。「当たり前にある今がいつまでもつづくとは限らないし、今日みたいな楽しい日が毎日あるわけじゃないんで今日という日を満足して終えましょう」といったことを話しており、まさにバーチャフリークを体現した言葉だと感じました。コロナが流行る前、私たちの週末に、連休に、春休みや夏休みに、年末年始に、クラブやイベントがあったのは多くの人と時間とお金と愛や情熱が注ぎ込まれていたからであり、バーチャフリークのような大掛かりで多種多様な準備が必要とされるイベントがこの誰もが苦しかった2020年に開催できたことの意味がどれだけ尊いものか。そんなことを考えさせられました。2020/12/27をただただ楽しかったと満足して終われたことの大切さを胸に刻んで2021も1つずつ、楽しんでいけたらなと思います。

終わりに

楽しかった勢いだけで書かれたグチャグチャの文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。最後に一つだけ、可能ならあなたの感想を私のようにカタチにしてみて欲しいです。私はBatsuさんとyosumiさんに重点をおいて楽しんでいましたが、イベントの楽しみ方はそれぞれだったと思います。長くても短くてもどうかあなただけの体験を書いてみてください。きっと楽しいはずです。

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