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音声入力=文章を書くスピードを10倍にするツール

この文章は音声入力によって作られている。最近音声入力にハマっているので、ちょっと工夫をしていることをシェアしたい。

まず音声入力にはコツがいる。私は Google Docs というサービスの音声入力を使っている。ツールから音声入力を選択するとマイクが出てきて音声入力が出来る状態になる。 音声入力をする時には確実に文章を発音できる必要がある。程度訓練しないと読めるレベルの文章にならない。正直この文章も読みやすさだけを言えば70点と言ったところだろう。

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また音声入力に頼っていると段落の概念がなくなる。考えてみれば段落の概念というのは書く文章に特有で話し言葉には存在しない。なので、私はキーボードに手を置きながら音声入力をしている。句読点や記号なども入らないので音声入力をしながらキーボードを打つ。きりのいいところでキーボードから改行する。

次に文章をまとめる。音声入力のいいところはすらすらと文章が書けるところなんだが、ついつい冗長な文章まで入ってしまう。そこである程度文章が出来上がったら切り貼りしながら文章の形を作っていく。私の場合いらない文章を大量に書いてしまうので8割削除、2割ぐらいが残る。(それでも時間効率を考えるとキーボードを使うより格段に良い)

また音声入力は特殊な固有名詞を正確に認識してくれない問題がある。例えば私がよく使っている QA サイトにQuora(クオーラ)というサイトがあるが、普通に発音すると「コーラ」と認識される。 そこでQuoraが出てくる文章は最初に認識されやすい固有名詞に置き換える。例えばQuoraというところで「ドラゴン」と発音しておく。ドラゴンを確実に入力されるので後で置換をすればいい。

音声入力を使うと文章の書くスピードが上がるだけではなくて脇道に逸れたりしないのでまとまりが良くなる。 そもそも文章というのは音声が伝えられなかった時代の発明品なわけで、おそらくこれから音声入力か音声データそのものでコミュニケーションするようになるだろう。


🐈❤️