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人を納得させること≠バリューを出す

よくコンサル会社では価値ある仕事をすることを「バリューを出す」というけど、ちょっと勘違いしているひとが多い気がする。特にコンサルの人。

仕事って結局は人を納得させられれば終わる。上司を納得させる、クライアントを納得させる、家族を納得させる。。。結局周りの人が納得してくれれば問題ない。

と思うじゃん。

人間が納得することと問題が解決することは違う。最近、案外この2つが全く相関せずほとんど一次独立なんじゃないかと思ってる。

あたりまえのことなのに忘れやすい。実際の問題を指摘したり問題を解くのはコストがかかる上に褒められないからコスパが悪い。机上の空論だけで人を納得させられるならそれが一番いい。そういうことが得意な人がいるから本当の価値を作ることがバカバカしくなる。

でも誰かを納得させることと仕事をすることを混同したくない。自分のコミュニティの外の人間から見ても価値があるものを作れないと誰かがその価値を作ったり価値を作れない責任を負うことになる。

限られたパイを机上の空論で奪い合ったらパイを食べられない人が出てくる。それが本当に価値を作ろうとしている人、パイを増やそうとしている人だとしたらそういう人たちをどんどん追いやって潰していってパイを食べるだけの人が残る。それって全体として全員で負けてないか?

仕事をして褒められたその後に、冷静になって本当に価値が作れたのか問うてみる必要がある。

🐈❤️