丸の内、六本木勤務がダサくなる

5月の自粛解除が絶望的になって、多くの会社がオフィスを解約している。上の記事にある会社は都内のオフィス移転を白紙に戻した。もともと完全リモートの社員が多く、移行が簡単だったのだ。東京の家賃は高すぎる。

会社の仕組み全体をリモートワークに最適化すれば場所にとらわれず広く人材を採用でき、家賃に払っていたお金を新しい人材に投資できる。人材の幅が広がり、給与のベースが上がるため人材のレベルも底上げされる。つまりこれから業績が上昇する企業は丸の内や六本木にオフィスを構える確率が低い。当然、そういう場所にはレガシーな企業が残る。

丸の内、六本木勤務や丸の内女子、港区女子と言われるように現在は場所に価値がある。しかしこれからは住む場所や働く場所をステータスが1つになった時代は終わり、丸の内や六本木勤務に価値があると思っていることがコロナ以前にキャリアを積んでいた=年寄りの証明になり、時代遅れでダサくなる。「昔はどこで働くか重視していた時代があって、丸の内や六本木は羨望の的だった」と未来の雑誌にかかれるのかもしれない。

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