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20200810

大好きなアイドルのライブに行った。

ライブ自体半年ぶりで彼女のライブに行ったのはもっと久しぶりだった。
席は前から8列目で本当に万が一目が合うかもしれないから、1番気に入ってるADICTIONのアイシャドウをした。

このご時世だから席は斜めに間隔を開けて配置されていて、声を出すのも立つのも禁止。入り口で「AIRI MANIA」と書いてあるフェイスシールドを渡された。(こういうところが好き、と思った)

チェックのワンピースを着た彼女は「みんな久しぶり〜元気だった〜?」と言いながら歩いてきた。ファンクラブイベントの時の緩い空気になって懐かしかった。
はじめのMC中、いつもなら名前を呼んだり笑ったりするところで代わりに拍手するファンに「みんな声出せないもんねありがとうね」と笑っていた。

「こんな状態だけど暗くはなりたくなくて、声を出せなくてもみんな楽しめるようにちょっと新しい形でやってみようと思います。」と言ってお芝居が始まった。

誕生日の手紙を読んでいる途中で曲が始まった。最初の曲はアイドル時代のソロ曲で、ザ アイドルの曲!という感じの明るくてノリやすい曲。

最初のフレーズを彼女が歌い始めたとき、色んな感情が急に沸いてきて泣いてしまった。
また大好きな人の歌を目の前で聴けたことが本当に嬉しかった。当たり前に月に1回ライブに行けていた前の生活が恋しくなった。

誰にも会えない自粛期間中、彼女の活動を見てどれだけたくさん元気をもらっていたか思い出した。
毎日のようにインスタライブをしてくれていた時もあった。ライブの日にはバンドメンバーと披露するはずだった曲を配信してくれた。過去のライブ映像をYoutubeで公開した日は本人がリアルタイムでTwitter実況していた。毎月のように新曲発表があった。ファンクラブ限定で電話をかけるイベントもしてくれた。

小さな辛いことが少しずつ重なっていくような日々に、画面越しの彼女を見てもう少し頑張ろうと思えていた。その彼女が目の前で歌っていることに胸がいっぱいになった。

ライブはあっという間に終わってしまって、もちろんハイタッチ会なども無かったけど、本当に幸せな時間だった。

改めて、あーこの人のファンで本当に良かったな、と思った。

明日からもまたもう少し頑張ろう。

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