イスラエルが医療用大麻の国外輸出を承認

本日、イスラエルは医療用大麻の輸出を承認したと発表しました。

この動きは、貿易による収益拡大への期待から生まれています。

経済大臣のEli Cohen(イーライ・コーエン)氏は、以下のように述べています。

「これは、輸出業者とイスラエルの産業のための重要な1歩です。輸出機会の拡大だけでなく、雇用の増加を可能にするでしょう」

Eli Cohen

医療用大麻の輸出許可を実現するために、コーエン氏は輸出手続きの最終承認を得る必要がありました。

これは、大麻輸出を許可する新法が内閣で承認されてから、1年以上も経過してからのことでした。

コーエン大臣は十分な時間を確保する必要がありました。

理由は、新法発令までに、輸出業者が保健省へ許可証を申請するだけの時間が必要だからです。

これまでのところ、国内には「10以上の農場」と「5つの工場」が輸出のための基準を満たしており、そのうちのいくつかは、すでにヨーロッパやカナダへ販売する契約を結んでいます。

つまり、イスラエルの大麻輸出が軌道に乗る枠組みはすでに整っているのです。

イスラエルと大麻

イスラエル自体では大麻の医療用使用が認められており、レクリエーション(娯楽用)での使用はほとんどが『非合法』です。

現在、イスラエルでは約6万人が医療用大麻を使用しており、年間25トンの大麻が消費されていると推定できます。

イスラエルの農場はほとんどの場合、屋外での栽培に最適な気候のため、輸出事業への見通しは非常に良好です。

また、イスラエルには医療や農業を専門とする人たちが多く、すでに多くの大麻が国内で生産されています。


イスラエルが大麻と医療に力を入れていることは周知の事実。

詳しくは、こちらの記事から高城剛氏の著書『Green Rush』を除いてみてください。

COVID-19の治療との関連性を調べるため、CBDも注目されています。

医療用大麻輸出の動きは、イスラエルの世界的な地位をさらに押し上げるかもしれません。

参照:hightimes


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