また接させて〜!!! サックス以上にセックスに聞こえた人 生み出す説

そこそこ時間経ったけど、これについては何かしらは書きたいと思っていたことを書く。

1月にサイン会に参加させてもらって不本意に終わって、直後に「あいみょんの好きの伝え方が上手かった」という話をジンギス談で聞いて、なっにを~~~!!!と悔しくて、そんで挑んだ2月の手売り。
陰キャがスーパーハカかまして起こした蛮行の振り返りを記す。

1月のおしり大喜利当日、終演後に手売りをやるよという告知があり、ニアミスじゃんチッキショー!ってなりつつ、チケ売りたいってわけね了解と普通にFANYで2月分を購入。そして迎えた2月おしり当日に手売りの告知があった。ある程度予想してはいたが、何を話したいとかは全然まとまらなかった。毎度毎度よぉ。

それで、前日の上京報告配信で熊プロさんが放った「また接させて~!!!」がよかったなーと思い、これを去り際に言おうということだけを決めた。
タイムリーだし、私の気持ちにも合ってるし、ワンチャン笑ってほしかった。

そんなわけで、終演後に列に並んだわけだが、まぁ1階にたどり着きそうなくらいたくさんの人が並んでいた。
めちゃくちゃ帰りたかったけど、チャンスを自ら捨てること、”逃げ”を選択することができなかったため、申し訳ないと思いつつ並び続けた。アクティブトラッカーが当たり前に異常心拍と高ストレスを伝えた。

やはりチケットは足りず、全然惜しくもない順番でSOLD OUTとなった。
そののち、じわーっと撮影会みたいな感じになって、差し入れ準備勢のお渡しも終わり、じゃ帰るねとなった。

けっこうな時間並んでいた私は、待ち時間の中でいわゆる"かかりまくった状態"になっていた。併せて、前回の悔しさ、事前にセットしてしまったタスクを実行することへの執着がないまぜになって、えらい状態だったということにしたい。

「また接させて~!!!」を言うことは決まっていて(決めるな)、それをいつ言うか、他人の邪魔にならないタイミングを伺う理性は残っていたので、お渡しタイムは待ち、でも、機会を逃すわけにはいかないので、帰るねとなった直後に放った。

ここからは、認知の歪みというものをまざまざと実感した体験だった。
まず、歪み状態から書くけど、これは事実でなかったことを但し書きしておく。

「また接させて~!!!」と群衆の中から放った言葉はその場を凍らせ、えげつない空気になった。「あっ……死……」と思った。
「なんて言いました?」と聞いてくれたけど、係員がその場を制すような感じだった。(※事実でない)
顔面蒼白の気持ちで「また接させてーって言いました」と答えると、「接しあいましょう、また!」と全体に言ってくれて、お帰りになった。

すみませんとお疲れ様ですを平謝りのテンションで伝えつつ見送り、直前にちょっとお話していた見知らぬ女子に「昨日の熊プロさんのやつやったんやけど、伝わらんやったかな……」と言ってその場を後にした。いや、そういう問題じゃないし、勝手に仲間扱いすなよ。

マジお通夜状態。本当に意味分からんことしてしまった。言った後どうなるかとか全然考えてなかった、想定してた状況やなかったし。
めっちゃ晒されたらどうしようとか色々考えて、本当に「死」と思いながら帰った。

ここまでが私の認知と内省の話。ここからが事実ベース。

動画を撮影させていただいていたので、恐る恐る確認したんだが、「しっかりした発声で」と思っていたのに声が裏返っていて恥ずかしかった。
それよりも、内心「ひぃ~~~」となりながら平謝りしたつもりだったのに、なんかヘラヘラしててうぇ~いな感じでふざけんなと思った。
ここで再度落ち込んだ。キモすぎた。

あと、めっちゃびっくりしたのが、私の認識よりも遠くにいたこと。
"前へならえ"2人分くらいの距離で言ったつもりだったが、全然そんなことなくて、映像だと遠く見えるとかではなく、机の位置と相対的に考えて、どう考えても割と遠かった。
漫画なんかである、強者が実際よりも大きくだったり近くだったり感じる演出、あれって本当なんだ、って思った。

Twitterで深めに検索すると、帰り際の様子の動画を上げている方が何名かいた。
これもめちゃくちゃ驚いたんだけど、私の蛮行部分をカットしたり、音声をカットしたりしてくれていた。配慮よ……(多分)

その方々の動画は私よりも近くで撮影されていたので、相手のリアクションが分かりやすかった。
私が撮ったやつは、肉眼重視でブレてたし、自分の声しか聞こえなかった。

ここで気付く。思っていたよりは悪い反応ではなさそうだ。あくまで思っていたよりは。そして、思う。このミュート動画の音声を聞きたい!

そんなわけで、見ず知らずの女子へ「すまんが、それワシの声で、めっちゃやらかしたと思ってるから事実確認のためにオリジナルをくれんやろか……」という旨のDMを送った。めっちゃ悩んだ挙句ではあることを注釈しておきたい。

快諾いただいて動画を受け取ることができ、内容をあらためさせていただいた。

まず、現場の空気を殺してしまったと思っていたが、実際は多少の笑いが起きていた。これはマジで救われた。人々を巻き込んだ自爆テロにはなっていなかった。
てか、周囲の音聞こえんくなるって何?ゾーン?

相手方はというと、声も表情も優しく感じはする。
他人のことなので分からんが、怒ってはないと思うし、些末なこととして処理されているとしたい。
ホントごめんね~~~ありがとうね~~~

というのが事の顛末だった。箇条書きくらいにするつもりが、めっちゃ長くなっちゃった。

あと、書いておきたかったのが、こういうシチュエーションで目が合った時、対象と自分との間に一本の道(観念)ができて集中線がかかったみたいな状態で、どぅーん!みたいな感じになるということ。
トゥンクなんていう生易しいもんじゃない。ラブストーリーは突然にのイントロもかからない。衝撃波を受けたみたいなどぅーん!だ。

いつかまともに接触イベを遂行したい。

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