恋愛観と芸人観

堂前透が恋愛に興味がないとか言っているらしい。本当か?

インタビュー記事の中で相方により明かされていた。
インタビュー中に本人が「いや〜、恋愛には興味がなくて〜」と言うよりも信憑性ないですか?
まぁ、兎がゴチャゴチャうるさいから、俺はええねんとあしらって言ったんかもしれんし、なんにもわからんけどね。

「君と好きな人が百年続きますように」というよりは「誰かに盗られるくらいならあなたを殺していいですか」というタイプだし、正直「堂前透ー!俺だー!結婚してくれー!」という気持ちは大いにある。気持ちはあるさ。気持ちがあるだけ。

だから、まぁそれで見なくなるということはないつもりだけど、熱愛!とか出たら多分そこそこテンション下がるんよ。どういう理屈なんやろうね。

もちろん芸人さんとして、めちゃくちゃ面白いから好きであることが大前提だが、(出役として見せていただいている一部分しか存じ上げませんが)その人となりも大きな魅力であり、人として、男性としても爆裂素敵だと思っている。

ので、以前からの懸念事項は、女おるばいってなった時、自分がどうなるのか、ということ。
「芸人として好き」が最上位としながら、そうなった時に全然ライブとか行く気せんわってなって、結局不純な理由の方が大きかったんやないかいってなるのが怖い。真っ当に好きでありたい。

なんか一時期 顔ファンがうんぬんみたいな議論があったっぽいけど、そら芸を売ってる人間に対して、芸を好むのが本筋であり、アイドル的な愛し方をすることに引け目を感じるのは割と当然の心の動きだと思う。
非顔ファンが顔ファンを邪魔と思うのも、特別おかしなことではないと思う。攻撃してしまったら良くはないが。

というわけで、恋愛に興味ないってんなら、それはありがたい情報なのです。


あと、この記事の動画で、敗復のネタ中に出したワードのおかげで仕事につながったという話から「漫才師はこういう風に仕事を取ってくるんです」と、堂前さんが言っていた。

私はこれを見逃せなかった。
というのも、2022年M-1のアナザーアナザーストーリーで「M-1はめちゃくちゃ面白い漫才師が獲るべきであり、自分が漫才師と言える自信が全然ない。」という旨の発言をしていたから。

わかります、わかります。
漫才師はこうやって仕事を取る――こんなものはボケであり、いちいち真に受けてやるのは非常に愚かなことである。しかも、別にこの「漫才師はこうだ」というのが、単に俯瞰で「漫才師」という人々を見て 漫才師あるあるを紹介しているだけであり、自らを「我々漫才師はこうなんですよ」と言ってさえないかもしれない。

それでも私はときめいた。(ときめく:喜び・期待などで胸がわくわくする)
全体的なカテゴリでいうと漫才の方が好きだし、ロングコートダディの漫才が好きだしめちゃくちゃ面白いと思ってるし、毎回アドリブや変化を入れてくれる ライブ感のあるネタができるのはめっちゃ”漫才師”だと個人的には思う。
だから、「コント師であり漫才師である」と自信を持って思っていてほしいと願っている。

優勝したいと思えるネタはできそうですか?
もしM-1優勝できなくてもTHE SECONDは挑戦しなくても、16年目以降も漫才を楽しんで続けてくれればそれでいいです。

かしこ

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