部屋はエデン
学校が始まった。別に皆いつも通りだったし、なにも話すこともなかった。友達と話す時のあのゆるい空気感が少し良かったかな。その後はテストだったけど、勉強もしていないので数学は分からない…国語は意外とうまくいって20分は暇だった。そして英語。長文問題が10問以上。人間をなんだと思ってるの?昼3時の疲れ切った頭には文章を読むことなどできなかった。記号問題で選択肢は4つ。適当に見て1/4が当たり続けることを祈ったよ。
学校が終わり、買いたいゲームもあったので駅周辺を徘徊。5時30半に帰宅。流石に一か月ぶりだと体が疲れてしまったのか、普通に寝ていた。note書こうと思って何回も起きようとしたんだけど、肩の重さには逆らえない。それで気づいたら今日が終わっていた。
最近思ったことだが、人間どこかで諦めてしまえば幸せになれる。環境に適応してしまえば何も辛いことはない上にそれが自分の一部にもなりうる。孤独で居ることで、一人が幸せになってしまったり、異常だと扱われることで、それを誇りにしてしまったり。
自分にはそれが多すぎるなと思った。もう何もないようにすら思える。PCと紅茶とベッドと本。それさえあれば満たされてしまう人生。ちょっとした不労所得と社会との関わりを断つことだけが自分の夢になってしまっている。もしこのまま実家で暮らすなら、月10万もあれば生きれるだろうな。そんな生活も悪くないね。最高だ。
だから文章が書けないなと思う理由もわかった。自分はとうに満たされているんだ。自分の理想の生活の中に不満は何一つない。あるとしても定期的な家族の喧嘩かトイレぐらい。自分の部屋という空間にいる以上、自分に何かを創ることはできないだろう。
今日外に出たから今までの自分の状況に気づけた。外はあまりにも不満で溢れすぎている。気味の悪い顔をした男にバカみたいに叫ぶ女ども。常に感情を押し付けあうことでしか成立しない空間。自分を不幸にしている事にも気づかない人間ばかり。ネットの中の方がまだ少しましだよ。
ここ一週間自分には何もない、作れないと思っていたけど、作る材料がなかったんだ。明日も終わっている日程だから書くネタはたくさんだ。今日は安心してベッドで寝ます。おやすみ。
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