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過去も変えられる(39歳になりました)

2020/3/23で39歳になりました。たくさんのメッセージやプレゼント、本当にありがとうございました。

この歳になると、と言うかずいぶん前からですが、自分の誕生日で嬉しいとか楽しいといった盛り上がる気持ちはほとんどないのですが、こうしてお祝いいただけるとやはり温かい気持ちになります。多くの人々に囲まれ支えられて今の自分があると思える貴重な機会。また、産んでくれた両親はじめ、家族への感謝を改める1日にもなりました。

僕の誕生日はこの通り3月下旬ですが、代表を務める株式会社キュービックは6月決算。設立記念日は10月、そして年末年始と、1年を振り返る・目標を立てるタイミングが年に4回あります。

「この1年何ができたかな」という反省と「次の1年何やってやろうか」と気持ちを燃やす機会を四半期おきに持てるので、とても良いペースでサイクルを回せます。

この1年で最も大きな学びは「過去も変えることができるのではないか」ということでした。

自分にがっかりすること・悔しくて涙すること・どうしていいかわからず立ち止まることなど、40歳まであと1年と迫った今でも不甲斐ないことの連続です。

渦中にいるときは、目の前の事象を前向きに捉えられないこともあります。

それでもなんとかもがきつつ前進しようと頑張っていると、いつの間にかそれらが血肉になっていたり、成果も目に見えるようになっていたりします。「トラブル」だった事象が、振り返れば「チャレンジ」だったんだなと、前向きに捉えられるようになるのです。

過去の苦しかった経験も、ほとんどが自分の中で前向きな意味合いを持って再定義されています。

「過去は変えられないけど、未来は変えられる。変えられるものにフォーカスしなさい」とはよく言われますが、変えられないのは「過去に起こった【事実】」。その事実の「意味合い」はいくらでも自分で変えられます。コップに水が半分しかないのか半分もあるのか問題の、あれです。

もっとも、それらも現在の充実や未来への自信があってのこと。世界は「事実」ではなく「意味」でできているのだから、あらゆる事実に前向きな意味づけを施せるよう、30代最後の1年は今まで以上にカラダよりココロとしっかり向き合っていきます。

ちなみにカラダに関しては、健康診断で医師に苦笑いされるほどいろんな数値が改善しました。肝臓系・脂肪系数値など、一切異常なし。

腹囲のみ3cm上昇。走ってきます。

子どもの頃、アラフォーのビジネスマンってもっと完成された大人だと思っていました。いざ自分がなってみると、びっくりするぐらい未完成だし、中身はあの頃のままです。たぶん死ぬまでこのままなんでしょう。

少年の心を忘れずに、この1年も楽しんでいきます。

いつもありがとうございます。


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