見出し画像

安い女になるなよ 高貴であれ

"安い女になるなよ 高貴であれ"
この言葉は、よくアタシと東京初期衝動を撮ってくれているカメラマンさんの言葉である。
毎回何かあるたびに(特に何もないけれど)常日頃にこの言葉を言ってもらえるのでとても気高く居れる。
この言葉を自分が撮っている人間に対して言えるのはとても素晴らしいことだし、この言葉を男性が言うことにとても意味がある。そしてこの言葉を言える男性は素晴らしい!
そうだね。人に支配されるのも支配するのも良くないね。恋愛も友人関係も支えあった上で成り立っている人間関係だからお互いの心地よいところで居なきゃだし、自分を大切にできるところからはじめなきゃなのだ。

アタシは最近サウナにハマっている。
以前から銭湯が大好きで通っていた。もはやあの全裸で堂々と歩けてアッッツイお湯に浸かってサウナに入って水風呂に入った瞬間。
あんな合法的に全裸でキマれるところなんて、そうはない。
いろんな人の裸を見れるところも好きだ。
人の裸って綺麗で面白くてスケベで大好き。
ちなみにアタシの好きな男性の身体は少しぽっちゃりとしたお腹で全然筋トレとかしてない人。

まぁそんな話し置いておいて。

アタシは、銭湯に行くたびに自分の身体に自信を持てた。
やっぱりぺたんこのおっぱいとぺたんこのお腹、最強!最高!(最近は太ったので隠して風呂に入っている)
そんでもって、なりたい自分を創り上げてきたので女に対して嫉妬心が湧かない。
いつも伸び伸びした心で過ごしている。
そんな私の自尊心が、杉並区の某銭湯で崩壊し、膝から砕け崩れ落ちた。落ちたどころの騒ぎではない。ぐしゃぐしゃにされた。

アタシより華奢で馬鹿みたいに巨乳の女が超幸せそうに女友達と話しながら笑っていた。 
盗み聞きしてたけど何も面白い話はしていなかった。
ありえない!と思った。あのクソつまらない話であの笑顔は相当な心の余裕がないとできないのである。
しかも、女友達に『ほんとスタイルいいね!』とか言われちゃったりしてた。スタイルがいい子なんてたくさんいるけどキラキラの満面の笑みで笑える子はあんまり居ない。本田翼くらいだ。それでも本田翼のあの笑顔は完全にビジネスだと思う。ビジネススマイル。あの笑顔を見るたびに『クソ…』と言ってしまう。

大体、同性がクソ…と思うことをやればうまくいく。僻み嫉妬というものの上に憧れというものが立派に立っているのだ。
アタシもカメラを向けられるとクソ偽笑顔をするようにしている。  
貧乳はステータスだと思っていたけれどなんだかそうではなさそう。もうそろ巨乳の乳を取得してもいい人間になってきたかもしれない。
本気で豊胸を考えている。
あんなに可愛いおっぱいと笑顔と身体を見てしまったらね。
久しぶりに女性に対して羨ましいという感情を抱いた。悔しい。


最近のアタシはというと完全に休みの日でもソロ活。
自分磨き習慣で、はじめてうなじと背中の脱毛に行った。夏になったら夏祭りに行こう!なんて約束をチラホラしたけどきっとみんなその頃には忘れてる。(浴衣ってうなじ出るやん)
旅行は飛行機のチケットを取るからリスクがあってすきだ。誰も逃れられない。この約束からは。
チケットを買った瞬間からライヴや旅行は、はじまっている。
形のない約束はとっても怖い。
この季節にバーベキューとか海とかプールとか夏祭りとか先の約束を口約束をみんなが、しだす。
アタシは全てメモ書きする。メモ書きするのは当然
、アタシだけでみんな忘れている。
大体の人は自分の稼ぎや仕事や生活、社会に払う税金だなんだってあって付き合いの飲みだなんだってあってその中から自分の生活や趣味を充実させてそしてその下の方にアタシがいる。
仕方がない。アタシはいつも宙ぶらりんだから居心地のいいところをさがしている。

みんな忘れているだろうけど少しの願いをかけて新しい水着や浴衣を伊勢丹に買いに行く。
伊勢丹や高島屋が大好き。

長く使えてそこそこの値段でキュンとする。
母親がこないだお家に遊びにきたが、『若い間はたくさん洋服を着てたくさんいろんな経験をしてたくさん遊んでいい思いをしなさい』って言ってた。
最高の女子教育だと思う。
それにデパ地下なんて何周も何周もできる。
アタシはデパ地下マニアで、なんならデパ地下で結婚式を挙げたいって思ってる。

こないだはバンドの友達と3万円分のデパ地下惣菜を気が狂ったように買って公園で食べた。
イイ思い出だ。

音楽をやってる人と話す時間はとても楽しい。
でも、音楽をやっていなくても、漫画や本、音楽をたくさん教えてくれる人はすごく素敵でカッコイイ。
教えてくれる本や漫画、音楽が良ければ良いほど私は好きになる。


最近は清水君にヴェルヴェット革命(ビロード革命)について教えてもらった。(気になる人はNHK映像の世紀バタフライエフェクト)を検索するか観て。さすが6年付き合った元カレ、私のために毎日毎日私の好きそうな番組を全て録画してくれてそれをデーターにしてくれてる。
だけれど私がオススメした漫画は全てダメだという。

最近買った小室等のレコードがとてもよかった。誰かとこの良さを共有したい。

1人で銭湯やサウナに行ったり、本を持ち込んで何杯もコーヒーを飲んだり、レコード屋でレコードを買ったり、映画を観たりかなり充実している。

青しだれもみじがぐんぐん伸びている。
もう少し伸ばそう。秋頃には色付いてく。四季が楽しい。

デートの予定がなくても可愛い服を買ったり着たりしてる自分のために。とっても惨めでとっても可愛い。いつでもGO!といける自分作りはチャンスを掴みやすい。
チャンスといえばフィッシュマンズのチャンスって曲が大好きなので聴いてみてください。

こないだ歌舞伎町で富豪の男友達に連れられて行ったホストで自分との文化の違いを感じてとてつもなくびっくりしてしまいました。
アタシはホストクラブであったかい緑茶しか飲んでないのに眩暈を起こして、1時間で離脱。

彼らは下北沢に生まれてから一度も行ったことがないし、サブカルチャーという文化すら知らなかった。
前髪M字バンクの十字架?のネックレスしたホストが『俺ってぇ〜サブカル?ってカテゴリーにはいりますぅ?てかサブカルって何?』って言ってた。

だけれどその精神も素敵だと思ったし、面白いなぁって思った。

シャンパンコールにパンクを感じたし、日本の経済は、まだ大丈夫だって思ったし、彼らはきっと歌舞伎町という修羅の街で強く生きていくんだ。
この先もずっと。

『売掛のお金とか飛ばれることとかあるんですか?その場合はどうするんですか?』ってひとつだけ、たったひとつだけ質問してみた。

『殴ると法律引っかかるんで、言葉の暴力するしかないっすね!』

早く家に帰ってベッドに入って眠らなきゃ!って思って貰ったタクシー代を握りしめて得意技のお先にドロン!で誰よりも早く帰った。

バンドマンの飲み会では、いつも会計までいない女と言われているらしい。いくらか置いて帰るし、朝まで居る女よりはいいだろ。 
12時頃になるとカメラマンさんの言葉
"安い女になるなよ 高貴な女になれ"が頭に浮かぶのである。


明日は広島でライヴだあ。
今日時間あったら有料でnoteを公開してみよう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?