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なんだかよくわからないんだけれど超いいんだよね!!!

今日は親知らずを昼間に抜いた。
体調が悪くなるとアタシの奥底に生えた親知らずがズキズキと痛みそのたびに嫌な思いをするので抜いた。
以前、上の親知らずを抜く時にあまりにも怖すぎて(歯を抜くなんてヤクザのやることじゃないですか。美容整形は美への努力だけれど、歯を抜くことは暴力です。)ヒィヒィと騒いでいたら歯医者の先生(父親のお友達)に『次回はお父さんと来てください』と言われたので父の同伴で親知らずを抜いた。
やっぱり、下は痛さレベルが違う。違すぎる。

耐えれないほど痛い。痛いけどお腹空いたと騒いでいたら、父親が『ちょっと待ってろ。なんか買ってくるから』と言って出ていった。ゼリーでも買いに行ったのだろう。それにしても遅いけど。
なんて思ってたら伊勢丹のデパ地下で鰻弁当を買ってきた。

ビックリした。食べれるわけがない。

やることがないのでダラダラと永遠に漫画を読みシン・ウルトラマンを観に行った。
アタシは、映画を好きになったきっかけがある。
高校生の頃、付き合ってた人が居たんだけれどその人のことが嫌いすぎて(でも怖くて別れられなかった)一緒にいることが苦痛すぎて喋ることも嫌すぎたので一緒にいる時はひたすら映画を観に行ったし、おウチデートでも永遠に映画を観ていた。

映画を観ることによって『いま集中してるから話しかけないでほしい。』と言えるし、映画館で上映中話しかけてくるボケマラもまぁ、居ないだろう。

付き合う時は一瞬なのに別れる時の体力と時間のかかり方は異常過ぎる。と、いつも思う

アタシの映画好きはそんな不純な理由からはじまっている。
でも、おしゃれな映画とかは観てて眠くなるし退屈だからすごくお金のかかってそうな爆弾ドーン車ビュンビュン、ダイハードみたいな映画とかが好き。
後は、すごくファンタジー映画が好きである。

1番好きな映画はティムバートン監督のシザーハンズ。
あれを超える映画にまだ出会ったことがない。
以前、TSUTAYAでシザーハンズを借りたら中身がジーサンズというジジイが強盗をする映画だった。
と、苦いエピソード付きの1番好きな映画である

ティムバートン監督の映画が本当に好き。

映画や音楽を聴くと役者さんやアーティストさんがやっぱり、当然すごく評価されると思う。
いや、セリフ覚えたり歌詞覚えたりギターのコードを覚えたり本当にすごいと思う。
アタシなんて未だに自分が作った曲のギターのコードとかわからなくてなんとなくになってるから最近は、やっとコードをメモにしはじめた。

それに歌詞だって歌うたびに変わってると思う(MCやらない分、曲を沢山やるから頭の中ごちゃごちゃだよ!)

だけれど本当にすごい!と思うのは、やっぱり周りのスタッフさん達で本当はもっともっともっと注目されてもっともっともっと沢山沢山評価されるべきだと思ってる。

例えば1番近い人だとバンドのスタッフさん、アーティストの大体はワガママなアフォである。(もちろんそうでない人も沢山いる。割とマトモなバンドマン達は結構結婚できてるし、結婚生活も続いてる)
アーティストなんて、対話するのもめんどくさい生き物だと思う。

バンドマンが語るエヴァンゲリオンの話とか居酒屋ではじまるとうんざりするし、すぐ帰るもん。
東京初期衝動なんて話し合いの一つもスタッフさん達とできないもん。

それに、とってもわがまま。特にアタシ達は超ワガママ。売れてないのに。超ワガママ。
遠征中は『おしっこを頻繁にしたい!おしっこ!おしっこ!サービスエリアに頻繁に寄って!』なんて言ったり、『渋谷でライヴの日のケータリングは絶対兆楽がいい。それ以外イヤだよ』とか騒ぐ。
まれなんて前回北海道のライヴの際、次の日の朝イチで飛行機で東京に帰ると言っていたのにアタシが小樽にオルゴールを作りに行くと言ったら『やっぱり小樽に残る』と言い出しギリギリ変更可能な時に飛行機の時間を青木さんに変えてもらっていた。

レコーディングだってスタジオをもう押さえてもらっているのにアタシが『まだ曲を作っていない(笑)』とか1週間前に言い出す。(これに関してはスタッフさん以前にメンバー全員が迷惑してる)

アーティストの心や音楽を伸び伸びと育ててくれていい音楽を作るために意見をたまに言ってくれて環境を作ってくれるスタッフさん達は本当に凄いと思う。

MVを作るプロデューサーの方やメイクさんカメラマンさん照明さん編集の人。
レコーディングやライヴをするときに楽器テックさんやエンジニアの人だってすごい。

作品を作る時いつだって同じ熱量で向き合ってくれるし、アタシ達が優雅に飯休憩をしている間だって何か動いてくれている。
いつも裏方の人たちはご飯を食べる時間なんてあんまりないしめちゃくちゃ食うのが早い。
それにアタシたちは楽器と私物だけだけれど裏方の方達は色んなMy 仕事道具をたくさん持ってきてる。それがかなり重い。

カメラマンさんだって楽器テックさんだってメイクさんだってエンジニアさんだって人が変われば全然違う作品になる。
逆にこの写真はこの撮り方は誰々さんだ!とかこのメイクはこの人だ!とかこのバンドのこの曲のテックさんはこの人だ!と、わかるようになってくるのはとっても楽しいし見るだけでその人と分からせてやれるのは、とっても憧れる。

映画だってそうだ。
字幕翻訳の方がが違うだけで全然変わってくる(と、アタシは思う)
映画のカメラマンさんだってこの人が撮ってるから超いい!とかある。

アタシたちはいつだって裏方の人達に支えられて魅せられている。

アタシは0から1を作れるから表に出るから偉い!すごい!なんて思い上がりで、ステージに立つ人間になるなんてある程度の引き出しとスルースキルとメンタルがあればできると思う(ここで本当に色んな人に影響を与えて心を動かせる人達がすごい。心を動かすにも良いと思わすことだけではなく、悪いと思わせることも大事。)

いつだって失敗した時は自分のせいだし、成功した時は周りのおかげ。

まともに色んなことを考えいろんな人の良いところを見つける反面、ものすごくはみ出して生きていきたい。

今日、観たシン・ウルトラマン本当によかった。
あの映画を作るために色んな人があーでもない、こうでもないと戦ったと思い映画館で観ると余計にすごい。なんだか内容なんてちょっとよくわからなかったけれどとにかくカッコよかった。
音楽も映画も漫画も彼氏、彼女も何もかも、なんだかよくわからないんだけれど超いいんだよね!
そんくらいでいいと思う
というか、なんだかよくわからないんだけれど超いいんだよね!と思わすことが一番かっこいい

そう思う


↓以下、最近のなんだかよくわからないんだけれど超いいんだよね!

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