ボーイズ・デイ・ドリーム

アルバム発売日まであと3日。フラゲ日まであと2日。いよいよ、この日まで来てしまった。
2日、3日前でこんなに緊張しているんだもの。
発売日には、本当に自分でもどうなってしまうのかわからないよ。不安だよ。
一筋縄では行かないバンドだもん。
どうかアルバム発売日が安心安全に来てほしいものです。
ありえるよ?全国民コロナ感染!とかで、CD買いに行けません!配達できません!とか。
怖い。怖い。
私はというと、とにかく映画を見たり、本を読んだり、寝倒したり、甘いものを食べたりしてる。そうじゃないととにかくおかしくなりそうなんだ。
他のメンバーはどんな気持ちで過ごしているんだろう?知らない。
ほんとうに私たちはお互いに無関心なんだ。ちゃーんとバンドをやるときに距離が近いからこういう普段の生活はきっちりと距離をあけているんだと思う。
でも毎日、他愛もないラインはしているんだけどね。
お互いアルバムへの緊張で"そこ"の部分に触れないでいるのかもしれない。

けど、まれちゃんとはよく遊ぶよ。
お互い夜行性で、しかも私がベスパ時速30km出せば10分で会える距離にいるからね。
夏はお互いの家の近くの川沿いで朝までギターを弾いたりラジオ体操を踊っている、時にはまれちゃんの家のCDから歌詞カードを出して片っ端から読み漁ってる。あとは漫画を読んだり。
彼女は漫画の趣味がいい。

夏には、川沿いが気持ち良すぎてまれちゃんの前で野ションもしたことある。
まれちゃんは大爆笑して崩れ落ちてた。
あれは夏の風物詩。気持ちよかったよ。
ボーイズ・デイ・ドリームはそんなまれちゃん作曲の歌です。はじめてかもしれない。

この曲は友達が、歩道橋を渡った先に住んでいた男を好きになった挙句、セフレになって音信不通になった恋バナを聴いて、まれちゃんとタッグを組み成仏してやりましたよ。
女友達は軍隊より強いということを覚えておいてほしいものだね。
でも思うと、セフレになれただけでもよかったんじゃないかな?って思うよ。
よく、セフレはバカ女だ!とかなんとか、とんでもない言葉を聞くけどね。
私は自分が他人に割く時間を愛と変換するタイプの人間だから。
会えるだけでも愛されてるってことじゃないかなあって思うよ。
こんなことを平然と、女友達の相談の答えとして言うから私の女友達は全員、性器と脳が直結してる男性にハマって行ってしまうんですけど。(これにハマるともう大変★)

極論、彼女もセフレも変わらないと思うんですよ。
フォルダー名が違うだけで。
女なんて彼女でもセフレでも『私が1番、彼に愛されてるー!』とか思っちゃう痛い生き物で、でもそこが可愛くてキモくて痛くてしょうもなくて、そして、そう思って生きた方が可愛くて賢くて楽だ。

こんな私の恋愛観はどうでもいいので曲の話に戻るけど、歌詞はまれちゃんが作ってくれた可愛いメロディーの世界観を残しつつ作りました。
スタジオの帰り道、三軒茶屋あたりから高円寺まで自転車を漕いで帰っていた時にたまたま雲の隙間から見えた月がとても綺麗でした。
下北沢性獣などを聴いた後で耳が疲れていると思うので、水の音で癒されてください。
初の試みです。
お楽しみに。
この曲をバンドverにアレンジしてライヴをやることが今いちばんの夢です。
他人から見たら小さな夢かもしれないけど私の中ではとっても大きい夢です

ps.まれちゃんはやさしいきもちでこの曲のアコギを弾くためにピックを使わず素手で弾いたそうです。
あたたかいギターの音色をとくと味わえ!




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