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【感想】【雑感】映画を観た、ひとつの山を登る、今週のヤンジャン等

昨日は夜間練習後、帰宅して洗濯機を回し終えたところで力尽きた。なので時系列としては昨日と今日の日記を合わせて書いていく。

知人の記事にもあったけれど、そういえば今週どこかではじめて金木犀の香りを感じた気がする。もうすっかりそんな季節で、気づけば太陽が沈む時間もあっという間に早くなっている。

大体シェアオフィスの個室で日中を過ごしているので外の光を感じるのは入退出時とオフィス内で飲み物を取りに行く際の窓から差し込む光を見るぐらいだが、17時~ごろの光加減が先週と今週でだいぶ違うようになってきた。ここから先の移り変わりは早い。すぐに冬が来る。Winter is coming!! ゲームオブスローンズで有名なこのフレーズ、また時間が有り余ったらまたはじめから観たいドラマだ。

シェアオフィスの個室といえば、ニンジャスレイヤーのサイバーパンク世界ではブラック企業勤めの場合、1つのプロジェクトを完遂するまで地下のカンヅメオフィスに潜って仕事をする設定があったのを思い出す。あの発想も実際さすがと思いつつ、大きな意味では日常に嵌め込まれている自分もそう変わらないのでは、と感じるときもある。

通勤路に元は中学校?で現在は保育園の施設があり、そこに桜の木と葡萄園がある。コンクリートの塊じみた街並の中でもそこには季節があって、あとは公孫樹が一斉に落葉すると歩道がその日だけ一面黄色に染まる年などもあったり、意外と季節は身近にあるものだ。

しかし桜と葡萄に合わせて公孫樹と書きながら、相変わらずぱっと見では読めない漢字。イチョウ。

映画を観た

現在公開中のドライブ・マイ・カーを観た。179分。昔ながらのポップコーンをはじめとしたフードの匂いが染みついたエントランスを通り、平日の午後にしては結構な入場数の客席に座る。

このように状況のことは書けても、本編の感想がほんと書きづらい。あえて抑揚を取り除かれた台詞、チェーホフのことば、多くの場面がSAAB 900の車内で繰り広げられる、その心地よいエンジン音に包まれる。

同じ車内にいるかのような照明の当て方、時折挟まれる東京・広島・北海道の美しく寂しい風景、ストーリーの中でストーリーそのものを隠喩するような演出、最後に傷を癒された左頰。

こうして文章にしていくとやはり情景のことばかり書いてしまって、演者が自らを差し出すために抑揚の除かれた台詞が自分の中にどう響いたか、音の朗読テープを繰り返し聞かされると何が自分の中で変わっていったのか、その朗読テープや台本読み合わせと交差するように交わされる家福とみさき、高槻やユンスさんとの会話(これも抑揚がない、劇中の台詞に役者自身が自らを差し出している)をどう感じたか。

他にも高槻の感情をコントロールできない人間性に対してもそうだし、言語化できない、自分の中ですら捉えきれない感覚が残る。劇中にも出てきたように、他人の心はそっくりそのまま理解できないとしても、自分を見つめることはできる、それをとても考えさせられる。

最後のソーニャが語ることば、そして下記の、完全に同じではないかもしれないが、家福へみさきが語りかけた一節にすべてを持っていかれた。

「ただ単に、すべてが本当だったと考えることは難しいですか」

観客の方々の観劇マナーが良くて無音や張り詰める緊張感を生むシーンが損なわれなくてこれも良かった。パンフレットも購入しました。

ひとつの山を登った

前書きに書いた変わり映えの無い日常のようでもひとつの山を登った。自然の山ではなく仕事の山だが。時間をかけて準備してきたプロジェクトが本番を迎えてようやく一段落できたのが昨日のこと。

ここから山を下り終えるように最後までフォローをするというタスクは残っているのだが、無事本番を完遂できてほっとした安心感を得られた。日常には波が無いと言いながら仕事ではしっかりとタスクがあってイベントがあって山場があるので、そういうことに集中力を使えていることは良いことの1つなんだろうなと思う。

そんな訳で昨日はフレックス早出の仕事→トレーニング→夜間練習→洗濯機、なので力尽きていた。練習遅刻して申し訳なかった...Web会議の後半からトレーニングと並行してイヤホンで会議対応しながら筋トレをすれば間に合うと思って実践していたが甘かった...

トレーニングといえばカイロの先生にも指摘された通り確かに肩周辺、特に三角筋前部が肥大化してきたように思う。意識的に変えたのは重量を上げるのでなく重量を下げて追い込むパターンを作ったことなので、それが良い方向に作用しているのだろう。

夜間練習はひたすら暗譜と不安な音程の確認。これも少しずつながら進歩していっている。いかにやるかどうか、1回でも多く歌うかどうかで変わっていくものだなあ。成果が見えるのは嬉しいし、同時にコンクールまでついに1ケタ日数になったので追い込んでいこう。

今週のヤンジャン

キングダムは雷土さんが匣になってしまわれた…最近ちょうど京極夏彦について書いていたのでタイムリーな…

迫先生はバトゥーキ再開後の絵柄で嘘喰いを描くとどうなるか気になっていたので、予想通り・いや予想以上に貘や夜行さんのデザインが刷新されていた。さらに今回も荒木飛呂彦先生リスペクトが溢れている。賭郎会員は雪井出薫ちゃん以降ほとんどがジョジョの登場人物に見えて、岸辺露伴は動かないにそのまま出ても絶対違和感ない。

夜行さんのエピソードだけだろうか。零から順に號数をこなすのは無理だとしても門倉立会人、弥鱈立会人あたりは描かれると嬉しい。バトゥーキが進まずしばらく嘘喰いになってもついていきます。

推しの子は普通にエンタメしていて良かった。アクア周りの謎に関する話や芸能界裏事情に加えて、熱い話も描けるんだからそりゃ人気出るよなーという回だった。

今週はBUNGOがいよいよ伴野樹理と対戦するところやスタンドUPスタートも海兄がまた出てくるところで来週へとなったので色々と引っ張りの多い週だった。これで来週はゴールデンカムイや九龍ジェネリックロマンス、少年のアビスがあるはずだから更に楽しみが多い!

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