これからの舞台とは

なんだか勢いあったのにnote更新出来てないですね。。4月の自粛生活のんびりおうち時間を楽しもう期→何もしていないことにイライラ期→ちょっともう動きます期(仕事の準備とか)に変わってきた5月でした。まあ、色々変わるよね。そしてもうちょっとで開けるかな期になり、そうなるとまたちょっと気持ちがザワザワしてきます。

とりあえず元々6月からがっつり販売の仕事の予定で、百貨店が営業さえ出来れば人が居なくても売り上げがなくとも仕事(やること)はあるので気持ちは前向きになります。うちにいても出来るオンラインショップの開設やSNS活動とか今手探りで動いているので新たな可能性を見出せたのは良かったかなと。先々考えてなんでもやらないとね。

そちらの仕事はそれとして、私が心配というか懸念している業界はこのエンタメの世界。いちファンとして、またいち裏方業としてお仕事してきたしこれからも関わっていきたい身としてはどうしてもこの先の動向が気になります。

テレビがないのでインターネットでの情報に頼り(テレビがもう正しくも情報が早くてもなくなりましたが)聞こえてくる事がどうなのか。毎日入ってくる演劇やライブの中止、延期報告以外のことが聞きたいよ。。と心から思う今日この頃。

私の愛する歌舞伎座にはいつ行けるのでしょう(泣)

もちろん未曾有の出来事のため、狭い空間で人が多く集まることがリスクが高いという一つの指針から作るガイドラインは正確かどうかもわからないしこれは動いていって状況次第で変えていくしかないのはよくわかります。だから制作サイドの方々も動けないんでしょうけどね。

昨日今日とたまたまそういう音楽、演劇に関わる人たちの配信を聞くことがあって。夜ご飯を食べながら興味深く、うんうんと思いながら聞いてちょっと腑に落ちることあったので久しぶりにnoteしました。(長い前置きだ)昨日は知り合いの邦楽のアーティストさん達のインスタライブ。インスタライブは構えない普通にリモート飲みしながら話をする感じが作られたインタビューとか番組と違って良いこと言ってる率が高い気がします。そこでまあ、すぐにライブは出来ないよねってお話していて。100人までならOKというなら大型の劇場は採算取れないし、小型は小型で密集するとかそういうお話ししていてなるほどと。配信ありきでチケット代はあまり高く出来ないし、とか本当に問題は山積みだなあと。公演の延期問題も事実人気の役者さんとか業界によっては2−3年先のスケジュールは埋まっているし、その延期したら元の予定も先送りになるしどうなるのかとか。

その延期問題は私も気になってました。結局役者さんのスケジュールで先の予定は抑えられているから延期案件はまた先送りのスケジュールが合う時ってこと?また全員キャス変なしで出来るのか?会場は抑えられるのか?とか思ったり。今年の秋くらいに予定している公演でも観客数に関しては減らす必要性はきっと出てくるのだろうし、客降りもないだろうし(私はあまり好きではないから良いのだけど)演出上変えないといけないことも多々出てくるし、予算も少なくなると出来ることも制限もされるのかーと思うと心が痛む。

そして今日は下のシアターコンプレックスプロジェクトの配信を見てました。情熱大陸に出たことからも有名な演劇プロデューサーの松田さんの旗振り企画のプロジェクトであるのは知っていて、クラファンは驚異の締め切り前余裕で1億突破したけどどうも何をするのかよくわからず支援できずに見守っていました。知ってる役者さんの対談はちょこっと見たりしていたけど、演出脚本家の御笠ノさんとの対談を見てなんかとてもよく理解した。松田さんすごい上の人なのに一人で駆け回って動いているみたいでそれだけに上手く伝えきれていないことあるんだなあと思ったけれど、ものすごい丁寧で気づかいのある方。行動できる出来る人あるあるなのは周りにその行動が理解されにくいこと。(私の社長している友人にもいる)周りにねーもうちょっとサポートしてくれる人がいたら良いんだけど。まあでも正直クラファンでこの金額はスゴイと思う。スゴイからいいように使われてしないかちょっと心配。せっかく新しい企画も含め舞台や役者の仕事を無くさないためにって思って行動してくれているのだからと思う。立場は違うけど制作サイドにいる御笠ノさんの話もすごくわかりやすくて同学年だし頭のいい人だなあと思った。ブログやツイッターだとたまに表現が尖っているけど(男子あるあるな感じ)ご自分のスタンスとか今自分が出来ることをしようとかこういう時はこうするという形を作れば後々また同じような事態になった時に対応できるとか考えていることが今の私ともすごく近くて超親近感。(さすが同学年)

具体的にって一番今大事なことだとは私も思っていることで、たぶん上の立場になると責任問題も派生するしふわっとしたことしか言えないのかなと思う。国にしても。ものすごい大きなことじゃなくても今はこうだから何が必要とか。何をしよう、何に協力してほしいとかそういうこと少しづつ言っていくべきなんだろうし、そういう気持ちをきちんと伝えることで人は共感してついて行ったり、応援しようと思うんだろうな。

舞台・演劇・音楽業界は日常生活よりも復興の足取りは遅くなることはもう仕方のないことなのかもしれないけれど、少しでも動いている人頑張っている人をいちファンとして応援したいと思うし、こうなると裏方業は予算を減らされるだろうからますますお仕事すること厳しくなりそうだけれど。たとえギャラ問題あってもどうにかしたいって動いて活動している人達と新しいものを作ろうとかそういう機会があれば是非是非私も微力ながら参加させてもらいたいと漠然と考えたりしている。

クリエイティブの世界の人達はある意味この状況は新しいものを生み出すチャンスだと思っている。人と同じ、既存のものは嫌。オリジナルを作ると思っている人達には追い風の世界。まさに自由な風の時代に入るので失敗したとしてもすぐに上手く行かなかったとしてももう先取りして動いた方がいいそうですよ。私も頑張ろう!

あ、トップ画像はダンス時代の私。たまたま見つけたので。舞台の上に入れることがどれだけ幸せだってことはこの時から知ってる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?