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UFCスーパースター コナー・マクレガーの今後について

本当は今すぐにでも先程終了し神興行となったRIZIN30の事を書きたいのだが試合が見れず後ほど動画を見てから書くことにしたため、とりあえずコナーマクレガーの事を書こうと思う。
 UFC元二階級当時王者、総合格闘技史上最も成功したファイターであり、アルドに13秒ko勝ち、悪童ネイトにまさかの逆転負けからの映画のようなリベンジマッチでの勝利、人々がかれの行動全てを追いたいと思わせる魅力があった。多くの普通の少年が彼により格闘技の道へ吸い込まれていったはずだ。
 そしてその彼も今年で33歳、MMAファイターとしては終盤に入ってきているし彼のMMA人生は映画のような展開では無くなってきている。メイウェザーとのマネーファイト後MMA復帰戦で怪物ヌルマゴメドフに敗北、その後ドナルドセラーニにko勝利で見事復帰を果たすもライト級トップ戦線で戦っていたポイエーには力負けの2連敗。今考えてみるとあの美しいko勝利を見せたセラーニ戦もその後、セラーニが5連敗したことも考えると完全復活と言うには早すぎたのかもしれない。
 こう振り返るとあの時のマクレガーはもういないのかもしれない。実際マクレガーの勝利のほとんどは彼がライト級にあげる前のものだ。彼の弱点であるグラウンド技術が今更飛躍的に向上するわけでも無いだろうし、彼の最大の武器、左ストレートは効果がうすれつつある。
しかしよく考えてみると彼の評価が急落したのは今年1月と7月のポイエーとの連戦によるものでダスティン・ポイエーは現在ライト級のランキングトップ10にいるファイターにはマクレガーを除いて負けた事はない。マクレガーを攻略したのは現役ではポイエーだけと考えてもいいのでは無いか。彼のUFCとの残り契約試合数は2試合であるため次はトップ10にランキング入りしているトニーファーガソン、ドスアンジョスあたりと戦い勝利しライト級タイトルマッチに挑むというのが彼のプランだろう。
 もしこのファーガソン、ドスアンジョスの落ち目ファイター2人に負けるようならマクレガーは落ちたと見ても構わないがまだライト級トップ中のトップに負けただけの彼をもう復活は無理と決めつけるのは早いだろう。それに私を含め彼のファンはまだ諦めていないし、他団体でならベルトを巻く力はまだ確実にあると思う。
私は世界で最も注目されるランキング9位ファイターの復活を信じてまっている

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