高校生~大学生のサブカル系の自称物書きってこういうのを詩だと思いがち2020

ナラティヴ ― コスメティック ― はさみ。カーテンをたばさんで擦る。夜を浮き輪の色にしてゆく。河瀬に集まっている。だからあなたは軽んじられていく。話は,油溶性のそれを。

100均の洗濯ばさみの金属製。痕が残っていく。布が痣になっている。おれは?

レトリックになる。本棚もスマートフォンも。アイコニックなものを選んでいる。挟む。

栞。

おれはベランダを持っているのに,おれは絡め取られていく。文に耳朶を与えていく。ガラスのようだけれどプラスチックになる。それを叫ばせる。泡は水溶性のインクで,しかも真っ逆さまな色になっている。対比って,いや,そんな安直な。

それで,面倒なことになってくる。/ˈærɪstɒtəl/ の永劫の充血。そういうものに加わる。水と息,まずは存在して,確かめてから泥を塗る。自生する嬌声を書く人の列に並ぶ。理性するレトリック。草,植物,猫。ただ猫の話をしていたのにね。なんであなたがいるんだろうね。

いちばんの言葉が,すべては閉鎖のなかで。言葉が分節を失ったつもりになっている。ファンデーションになる。ならなかったりもする。

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