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「今宵も、とあるバーで。ロックなバー編。その①オモテ」

「今宵も、とあるバーで。ロックなバー編。その①」A:マスターB:常連客
 
A:で、次は何にいたしましょうか?
 
B:んー、ブラディからの、ボルソォ…いってぇ、ルジェいったから…そろそろ甘いの、頂いちゃおっかな
 
A:なに、もう、真っ赤で元気チャージ…だっけ?(笑)は、いいの?
つか、オレからしたら、十分、全部、甘いけどねぇ
 
B:へ?そっかなぁー。ほら、そこの、まんまるい ベートーヴェンとかの方が、よっぽど甘いってば!
 
A:はいはい、モーツァルトねぇ
 
B:もうちょっと、乗ってくれてもよくなぁーい?
 
A:じゃ、次は、ベートーヴェン、ベースね。いつもの感じでいい?
 
B:ん!ロック感、ましましで、お願いします!
 
A:はいよ(笑)ウォッカ追加、と。
 
B:最近さぁ、コンセプトカフェにはまってる友達がいてね。
 
A:あぁ、コンカフェってやつ?
 
B:今度、一緒に、執事カフェに行こうか、なんて盛り上がってるんだよね
 
A:へぇ、執事カフェ、ねぇ…
 
B:そう。なんか、楽しそうじゃない?
普通に食事とか、カフェする感じで行けるお店なのに、お店の内装とか、
店員さんの衣装とか、言葉遣いとかまで、執事、してくれるんだって!
 
A:ふぅーん。言葉遣いまで、ねぇ…
 
B:なんか、舞台やミュージカルの世界に飛び込むみたいな感覚ぢゃない?
非日常を味わえる感じでさ、面白いんじゃないかな?って。
 
A:非日常、ねぇ…
 
B:友だちと、執事カフェに行ったら、お嬢様らしく、振舞わないといけないのかなー!どうするぅ?なんて盛り上がっててさぁ。
 
A:え、なに。そんなに執事カフェ、行きたいの?
 
B:だって、「おかえりなさいませ、お嬢様!」とか言われちゃうんだよ?ドキドキしちゃうじゃん?
 
A:はっ、なんだよ、それ。
 
B:んもー、友達と大盛り上がりよっ、楽しみー!ってね。
 
A:「おかえりなさいませ!お嬢様!」そんなん、俺がいくらでも言ってやるよ!…だから、そんなとこ、行くなよ!(笑)
 
B:うぉあ…う、うん…なに、マスター!
 
A:そんな作り物の、お店に行くぐらいなら、俺の店に来た方が、よっぽど楽しいぜ?
はい、ご所望の、ベートーヴェンでございます…お嬢様…
 
B:なぁん、それ!似合わん!
 
A:(キメ台詞を…どうぞ!) 
 
B:(リアクション…どうぞ!)
 
AB: (一緒に笑う)
 
※本テキストのイメージ映像を浮かびやすくするのに、それとなく設定的なものについても下記にて補足しております。
●お店のイメージは、ハードロックからメロディアスハードなど、お客のリクエスト曲、ロックならなんでもあるぜ、的な 都内、地下階に存在する、バーなのです。音楽関係者、芸能関係者も常連さん。だけど、そんなに気取っていない、アットホームな空間のあるお店。
●AとBは、口調を変えることで、女性版マスターと、男性版常連客としても、演じられるかと。その場合は、執事カフェ→メイドカフェと変更すると、スムーズになるかと思います♪
●ラストの決め台詞と、リアクションは、お楽しみ!って感じで、双方が、どうでるか?アドリブ的な要素を盛り込んでみました。

※以下は、『今宵も、とあるバーのつばめ。』
私は目の前にずらりとあるボトルから指名して、メーカーや、色、その味から注文するのが好きなのです。
まず、赤系のお酒で、血、湧き、肉、踊る感を味わいたいので、いつも、
真っ赤で元気チャージ!と言いがちなのです。
モーツァルト、チョコレートリキュールのホワイトが大好きなのです。
ですが。作曲家ではベートーヴェンが大好きなので、いつもこのボケをかますのです。
もしも、コンカフェって、なんぞや?とお思いの場合は、よかったら、私のちょい前の配信@スタエフにて、コンカフェについて語っております。

《作品利用につきまして》
本作品を「朗読したい」「声劇にて用いたい」そう、思って頂けたそこのアナタ様へ!
まずは、そのお気持ちに…ありがとうございます!
そして、幾つか、お願いごとがございます。
① ご利用の際は、事前に、メールまたはコメントなどでお知らせくださいませ。
② 配信アプリなどでご利用の際は、【#コトホギツバメ】とタグをつけて頂きますようお願い致します。
③ 万が一にもいらっしゃらないとは思いますが…念のため。
自作発言での発信などは、当方の心のみならず。きっと、そうなさるお方のお心にも痛みを発生させますゆえ、なさいませぬようお願い申し上げます。

※一人称や日付の変更などは、問題ございません。ただし、内容変更の際は、メールでのご相談をお願い申し上げます。
尚、全ての作品について、著作権は放棄しておりません。

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