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弾き手側と聴き手側

肝臓関係のドリンクの事をドーピングと聞いた昨晩。2日続けての新年会は応えました。
三味線の山影です。

今日は地元の交流会館からの依頼でお昼から現場に入ってます。
先日書いた通り、本皮の三味線での演奏です。
リハーサルをしていると、やっぱり違いが出ます。それは弾いてる側の出る音の差です。
人工皮のリプルはとにかくまっすぐに音が行きます。なので、音小さいな?と思っていてもかなりの距離まで生音が届きます。
一方の本皮は弾き手側の周りまで音が響きます。なので、まっすぐまで届かなくとも、その音の幅はかなり広いと感じています。
正直、僕はどちらも一長一短があるのでどちらが良いと言うのは決められません。
現場現場で環境が変わりますから。
どちらも持っていって現場で使い分けるというカッコイイ事も出来ますけど、演奏が終わったらすぐに

「缶ビール、プシュー」

したい人なので、二丁持ちは結構辛い(笑)
聴き手側には分からないこの演奏者側の視点(笑)
あ、僕だけかも知れない(^^;

ま、結局何が書きたいかと言うと、リプルだからとか、本皮だからとかで、言い訳みたいなことは出来ないなぁという事です。

もう少ししたら開場だそう。
頑張ってきます。

サポートがあると嬉しいです。