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三味線が導いてくれるもの

昨晩、慶応大学の津軽三味線サークル「弦音巴」の初コンサートへお邪魔しに行ってきました。
サークルの皆さんは、大学に入ってから始めた人が殆どなのにも関わらず、素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
一人一人が三味線に対しての愛情が半端なくて、観ている僕の方がかえって身の引き締まる思いがしました。

僕が三味線を始めた時は、何でこんなのやらなきゃいけないんだよ。という気持ちが強く、同級生にからかわれるのが嫌で仕方なかったのですが、今の時代、津軽三味線= カッコイイですからね。三味線の魅力に気がついたのは、バンドを辞めてからですから。けれど不思議なもので、三味線に持ち替えて、仕事が入ってくるようになった時は、
「やっぱり天職なのかな?」と思う事が多くなりました。

全て人の縁で繋がり、なんの経歴の無い奏者が海外にも出られる。そしてプロとして認めてくれるっていうのは、導きしかないと思ってます。だからこそ、更に向き合わなきゃいけないなと感じています。
本当に不思議な楽器だと思ってます。
単体で表現出来るのはもちろん、バンドなどでも埋もれない存在感は和楽器の魅力です。

それに恥じないように、精進していかなきゃ行けないなと思いながら、彼らの音を聴いてました。
頑張らなきゃ。

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