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気にしていることを気にしなくなりました

マガジンでの講座の中で、譜面を公開しています。
全体での大まかなものをバンッ!て出すのではなく、それこそ小出しです。
一応ですけど、練習曲の小節数は50小節。決して長くはない小曲なんです。
けれどですね、一つ一つの小節には津軽三味線に必要なフレーズがこれでもか!というくらいに入っています。ピアノのバイエルというものは、簡単なところから入っていくらしいのですけど、津軽三味線は容赦ないですね。全然優しくない(汗)その譜面ですけど、間違えていた箇所を見つけてしまい、修正作業をしています。元々譜面を使うことってしたことがなかったので、初心者あるあるになってしまいました(笑)

僕は10歳から三味線を始めたのですが、何がきつかったかというと、子どもの体系なのに、そのまま津軽三味線を持たされたので、腕は伸ばさなくてはいけないし、棹は重くて肩がこるし。小学生にして慢性肩こりというのを経験しました。
たまにですけど、天才少年みたいにしてテレビに出ている子達いるじゃないですか?それこそYouTubeで○○君○○歳とかタイトルのやつ。多分僕だけかも知れないけど、見るのが辛いのです。本当に好きでやっているのでしょうけど。見るたびに肩が疼くというか・・・・・
ま、それから三味線は8年ほどやっていましたけど、ギターが好きになってあっさり辞めちゃいました。
その後、15年ぶりに津軽三味線を再開するのですけど、その時の苦労は前回も書いた通り。よくわからなかったのです。なので一から探り探りでした。けれども子どもの頃からやっていたというだけで、どうにも周りの見る目も違いますし、
「10歳からやってました。途中辞めちゃったんですけど」
なんていつも言ってますが、実はそれほど三味線歴というのはあまり関係のない話なんです。週一のお稽古に通うだけで、自宅での練習もそんなにせずに、年月だけ過ごしている人と、毎日何かの教則本で30分でも弾き続けていたら、やはり実力の差は出るんです。後は、
「こうしたいと思ってやっている人」と「漠然と津軽三味線をやりたい」という人も差が出るんですよね。
大会入賞者に習っています。○○流の師範代に稽古をつけてもらっています。という保険だけで満足してしまっている人も然り。

肩書きを気にしてた時期ももちろんあります。
今は独自で活動を続けている事になんの抵抗もありません。気にしていることを気にしなくなったからです。
けれどそれは自分の話で、講座を開いている以上、受講している方には"絶対に上手くなって欲しいという思い"で更新をしています。
過去に教えていた元弟子は、今や売れっ子の作家になっています。これは本当に嬉しい事で、今でも繋がりがあって、ちょこちょこ構ってもらっています(ハンバーガー奢ってくれるんですよw)
本当は体面上で受講してもらいたいと思うのが本音ですけど、近いうちにオンラインでのレッスン等も考えて、すごく楽しいレッスン環境ができるように務めたいと思ってます。
ライブ等の音楽活動も勿論。

あ、YouTubeでこんな動画公開しました。

動画の更新も頑張ります〜少し編集早くなりました。

サポートがあると嬉しいです。