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何を弾きたいですか?

津軽三味線を始めたいと思ってみたものの、あれ?何をすれば良いんだっけ?ということはよくある話で、実はもう始める前に、準備やら何やらで、疲れちゃうんですよね(笑)
ということで、まぁあれです。三味線一式を手にしたとします。

津軽じょんから節を弾きたい!

これ、有名ですね、まずはこの曲、民謡なんですよ。とお伝えしておかないといけないですね。そしてソロでよく聞く津軽三味線のそれの殆どは、
「曲のイントロ」ということです。びっくりですよね。

その昔、仁太坊という方がいました・・・・・・コレハググッテイタダキタイ

津軽三味線の祖と言われる方の最後の弟子。白川軍八郎さんが殆どの「イントロ」を作り出しちゃった。と言っても過言じゃないんです。いわゆるテクニック。動画にも色々出てきますが、もうそれらを手本に今の僕らがいると言っても良いんじゃないか?ってくらいにもう確立されています。
今度、講座で彼の曲弾きレクチャーを始めようと思って今聴きなおしているのですが、早い上に正確。そして、アレンジ力。改めて凄いと思っています。

あ、脱線しました。とにかく津軽じょんから節を弾きたいと思ったら、まずはその唄の事をよく聴いて覚えてください。というところから始まって、練習曲をマスターした方が良いかと思います。

和楽器バンドのように、他楽器とコラボレーションしたい

実はこれもじょんからベースがすごく多いのです。ちょっと音階が増えていたり、リズムの取り方等あれど、全てじょんからが出来ればなんとかなったりします。これも練習曲をマスターすれば良いかと思います。そして、コピーをする。耳も鍛えられますね。
ざっと書いても、基本が常に求められるけれど、弾きたい曲があるのであれば、それに向かってやるというのもありです。

いや、やっぱり難しいじゃない?そう難しいのです。
よく考えてみましょう。入社して、いきなり社長になるということはありませんし、パソコンを買ってすぐに使いこなせるという人はいないですよね?
但し、それが目標となれば、モチベーションは上がりませんか?

僕は講座で、基礎の大切さをずっと説いてきました。けれど大多数の人は憧れの奏者のように弾きたいと思っているはずです。
そこで考えました。目標を決めてもらおうと。そしてそこに向かって踏み出そう。という風に
どれくらいで弾けるかは本人の頑張り次第で、僕はその曲をコピーして、レクチャーをどんどんしていこうと思っています。
好きな曲を一曲弾けたら、絶対に嬉しいはずです。それに僕も玉数が増えて幅が広がりますしね^^

練習って、最初のうちは良いんです。けれどそれが続くか?と言ったら半数の人は諦めていきます。そこも理解しつつ、伝統とか一切抜きで、必ず役に立つ事をこれからレッスンで展開していきます。


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