見出し画像

年齢に惑わされないために

6歳の6月6日に楽器を習い始めると、上達するという「習わし」から6月6日は「楽器の日」と制定されたそうです。

大きなお世話ですよ。全く。

良く何歳の天才ピアニストとかテレビで紹介されますけど、正直な話、子供達の飲み込み度が成人よりも早いのは当たり前です。伸び代だって充分あります。ですから、好きであれば本当に伸びますし、天才的な早さで楽器をこなせることも可能なんです。どうもあれですよ、大人の感覚で考えるからそうなるんでしょう。数年前までろくに喋ることも出来なかったりしているからですかね?

僕もプロフィールに書いてますけど、確かに子供の頃に音楽を始めると良いとは思います。音感も普通のそれとは違う感覚があるのは間違い無いです。けどその先です。
「どれだけそれにのめり込めて、真剣にやっているか」なんです。そしてそれは、年齢とはまるっきり関係ありません。どうだ、本当の事だぞ(笑)

スポーツと音楽系は別物と捉えられますけど、金メダルを取る、コンクール等で優勝をするというものには、
「人よりも数倍練習できる才能を持っている」人が成し得るもので、ベクトルはまるっきり一緒なんです。だからといって悲観することはないんです。
そもそも、自分たちがなんでそれをやっているのかということをいつの間にか忘れてしまうことの方が普通は多いですから。

ということで、何歳からはじめました的なことはあまり意味がないという話です。初めて何ヶ月というのも意味がありません。僕は逆に、
「これだけのことを飽きもせずに練習してきました。好きなんで」という方が僕は良いと思ってます。
量よりも質を重視して欲しいと思っています。今の世の中、検索すればいくらでも情報が出てきます。まず困ることはないでしょう。そして、ここまで辿ってくれて、このnoteも見てくれていると思っています。

否定をすることは簡単です。けれど否定をするのであれば、その代わりの題材を自ら知っていて、解決できるようなければそれは単なるクレームと一緒です。僕は否定することはありません。否定するようなところに足を踏み入れてないからかもしれません。
師匠から、「結局は自分が作り出すものなんだよ、津軽三味線て」ということを良く言われます。なので曲弾きも自前で考え形にしていますし、先輩方の演奏を真似しようと思うところまで今ようやくなってきました。

関係ないんですよ。年齢なんて。なので興味がある人は迷わず始めちゃってください。わからなければ僕がついてます。サポートしますよ。

サポートがあると嬉しいです。