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ウニウニする。けれど格段に上手く聴こえる「ユリ」の話

先日、Instagramのフォロワーさんから「ウニウニはどうやるんですか?」
という質問を頂き、Instagramの方では少し解説をしました。ただ1分という縛りの中で説明するのは難しいかなと思い、こちらでやってみます。

歌の良し悪しの基準の中で、ヴィブラートが出てきます。これが綺麗に出せる人、羨ましいです。僕は本当に練習をしたのですけど、未だに不完全です。ま、唄わないので(三味線で唄うように弾いてるからw)
はい、そのヴィブラート。三味線では「ユリ」と言います。ですが、先ほど書いた通り「ウニウニ」も可愛いなと思ってますので、どちらでもオーケーです(自由が売りの山影)

シンプルに説明すると、ツボの上下を細かくスライドさせると音が揺れて、伸びるような感覚に聴こえるはずです。試しに何もせずに弾くと、余韻の違いがわかるはずです。

例えば、一段の冒頭部分0~3~4~と弾くとき、タン!タン!タン!となるのではなくて、タン!タン〜タン〜という感じです。これが出来るようになると、「お?なんか上手く聴こえるぞ」という事になります。はい。

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