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先ず何が必要なの?

津軽三味線を始めるにあたり必要なもの、やっておくと良い事を紹介します。
色々と他で書いたものをまとめています。

津軽三味線本体を手に入れる

これもピンからキリまであります。先ずはネット上にある三味線屋を検索してみてください。その中で必ず表記される、
「紅木」「花梨」「丸胴」「綾杉」「金ボソ」と言う単語をチェックです。
「紅木」=津軽三味線ではほとんどがこの木材で作られています。硬く重量感もあり、音的にも津軽三味線には最適なものです。他にも黒檀、紫檀等あります(少し値段がやすくなります)
「綾杉」=胴の中に施される装飾彫で、胴内の音が乱反射をしてより大きい音を出すと「言われています」より細かくなると「子持ち綾杉」とも言われます。それがない場合「丸胴」と言われます。
「金ボソ」=三味線は棹が三分割になるように仕込まれいます。その接続部分をホゾと言います。その仕込み先に金の補強材を組まれているのが金ホゾです。こちらも入っていると音が良いと「言われています」
「花梨」=主に胴で使用されます。棹も花梨材の場合、初心者用に用いられることが多く、音的には少し丸みのある音になります。この音が好きで花梨にこだわる奏者もいたりします。
「紫檀」「黒檀」=こちらも硬い木で、三味線に向いています。紅木が主流になる前まではこちらが主に使われていました。
「東サワリ」=棹上部の一の糸の下に長方形の小さい部分があります。三味線独特のビ〜ンという余韻をだす仕掛けが施されています。
(画像は和楽器市場さんより抜粋)

東サワリ

ピンからキリまである三味線の値段

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