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ステージメインの三味線「二代目」の紹介

どうも、山影です。
GWに突入しました。三味線弾きは大会があって、ごそっとみんな青森に集合してることが多いかと思います。僕はもうそこから遠ざかって12年経ちました。
僕の思い出はこのお店。ここは美味しかったです。

折角の大型連休なら、ちょっと三味線のメンテナンスとかをやってみてはいかがでしょうか?例えば、糸を外して棹にオイルを塗るのもありです。僕は糸を変える時は、ほんの少しオイルを汚れ落としと艶出しのためにギター用ですけどオレンジオイルを使っています。保湿大事なので。ベタベタにしたらダメですよ。

糸巻きも、金具の当たるところを丁寧に拭いてあげて、戻してあげてください。
緩かったところも直ると思いますよ。
あれこれいじってみると、これまた愛着も湧きます。是非可愛がってあげてください。

先日からSNSでも伝えていたのですけど、ライブ用のメイン三味線を変えることになりました。なので「二代目」と名前をつけました。
元々は三味線かとうさんのエレキ三味線「夢絃21」がベースになっています。
動画でも語ってますけど、僕は一切このエレキ三味線を否定してません。否定してたらまず買わない。ちょっと色々とやっていくうちに好みが変わったとしかいえないです。また気が変わって、基盤戻すかもしれないですし。試行錯誤が楽しいというのもあります。

二代目、正面

表の皮は、東亜楽器さんのマゼラン(エネルジア)を張ってます。僕の中では低音が特徴あると思っています。後ほど見れると思いますけど、胴は丸胴です。

二代目、裏面。今アクリル板で裏面を製作中

初めて見る人は、え?と思われる人多いと思います。右下に、ジャックが刺さるようにしました。ここだと差し込んでいることにも気づかれない(笑)

アクリル糸巻き。50代でも耐えられる色味かと(笑)元からこの色でした。これも一回折ってます。

この色味の糸巻きはあまり無いかと思います。元弟子のマニ君もやっていたかな?
ちょうど良い色味で、とても気に入っています。初代は透明アクリルでした。

うっすらと丸いのがわかりますか?これはピエゾピックアップを貼り付けています。実は撮影中落っこちてしまって、実際は2マイクタイプなんです。

ピエゾ・ピックアップは、アコギ用ピックアップとしては最もよく見られるものです。 ギターの振動を拾い、電気信号に変換。 それを音色として出力します。 大きく分けて、ブリッジのサドル下に敷いて使用する「アンダーサドルタイプ」と、ボディの内外に貼り付けて使用する「コンタクトタイプ」に分かれます。

アコギ博士より
すぐに外せるように3Mの両面テープにしました

実はまだ実験が足りていなくて、つける位置も暫定的です。けれど理想に近い音は出ているなぁと感じています。ハウリング対策もこれからなんですけど、今のところ問題なしです。
このピエゾピックアップは以前より使用しているMSPの会社で販売しているものです。出力はかなりあって、パワフルです。それに例のブツをつなげると、とても良い感じです。

今回、このメインの交代で以前よりも取り回しが楽になってきました。
生音からの大音量がより出せるようになったということ。
初代を使用していた時の経年劣化は否めなくて、どうしても無理に出していたところもあるんですね。長年の愛着もあったんですけど、実際に棹のかんべり修理で、
「もう最後」と決めていたので、次期のメインを2年前から模索していました。
コロナの関係でなかなか高額な出費も出来ずにいたのですが、東亜楽器さんのご協力で次期メインの構想が出来上がりました。東亜楽器さんありがとうございます。

この二代目のお披露目は5月19日APIA40にて。
かっこいいジャズなロックで三味線弾き鳴らします!

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