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白川軍八郎を耳コピーするには

今更ながら、とんでもないことを企画してしまって、
「あ〜!!!!!」となっている山影です。ご機嫌いかが?ワントゥスリー

とはいえ、じっくりと練り上げてやってみようとしたら、どんどん時間が立ってしまい、これじゃいかん!と見切り発進してしまいました。
もう後には引けない。是非お付き合いください。

とんでもなく速いバチの動きに唖然

もうお聴きになっているかと思います(そもそも原曲を知らなくてはこの企画は成り立たない)が、あれ?再生スピード変えた?というくらいの速さです。
これに、力強く叩くなんて事はちょっと不可能ですし、よく聴くとベンベンでは無いことがわかってくるはず。そう、
「力んでいないのです」

バチを握ってはいけない、手首にも力が入ってはいけない。
もう禁止事項だらけ。力入れるなって何?

とまぁ、もっと言語化できたら良いといつも思いつつも、今の私にはこれが限界です。
少しでも参考になれば幸いです。

通常のスピードから半分以下で覚えていく。

これはとても大事で、昔は速度を落とすと同時に音も変わってしまうので、かなら大変でした。なので通常のスピードに耳を鳴らすという荒技を身につけようとして挫折(笑)なのでコピーも中途半端に終わることが大半でした。
今は様々なアプリがあるので、そちらを用意してくれたらと思っています。

アップされた動画

耳で音を感じて、体面上で弾き方を真似して、習得する。
私が津軽三味線を始めた時に教えてもらうスタイルがこうです。今でも変わりません。
そして私がやっているレッスンでもこのスタイルです。これをYouTube上で行っていきます。最後まで到達しないと譜面はお渡しできません。っていうか、作り始めたばかりです(汗)
最初のところから、叩き撥の連続です。冒頭からこうなんですから、最初の力を抜くというのがいかに大事かということを理解してもらえたらと思います。

速さの中にも、流れるようなフレーズが出てきます。数十年前に完成されているのが奇跡というくらいですね。
現代の曲弾きの中にも確実に入っているフレーズの原型があります。
という事は、これをマスターしたら、新しい自分の三味線が作れるのではないか?と感じるのです。
ギタリストが、これ弾けたらかっこいいと思われる定番。という位置づけでこれから続けていきます。
しつこいようですけど、この曲は現代にも通じます。
曲弾きで有名でかなりの方がコピーしているであろう「藤田淳一氏」彼も白川軍八郎氏の弟子です。知ってました?

という事で、少しずついつもの調子で、細かく解説していきます。
流れるフレーズばかりで、区切るのが大変なんですけど、是非一緒にマスターしていきましょう。

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