城の怪 馬上少年過ぐより

城の怪 というお話。

城というのは大阪夏の陣後の、焼けた後の大阪城のこと。

そこに豊臣家の霊がでるという。もしくは妖狐か。
それを退治して、出世しようと考えた、牢人侍の話し。

最後は、城の人に見つかって堀に落ちて亡くなってしまう😢

この話は、ディズニー大好きハッピーエンド大好きの私にとっては、後味の悪さを感じた作品でした。
ただ、考えてみると、霊か妖怪を退治にいって、逆に自分がなってしまうという作者の遊び心の入った作品だったのかとも思いました。
ミイラとりがミイラになる的な笑
そう考えると、司馬遼太郎はそういう物語も書く方一面があったんだなと知れておもしろい。

あと、この作品を読んで感じたことが
自分のために、ではなくて人のために、今できることを探した方がいいことありそうだな〜と思いました。

今回の主人公は、自分のために、動いたけど、もっと出会った女性やそのコミュニティが喜ぶようなことはなんだろう?と商売を手伝ったりしたらまた別の明るい道があったのかもな〜と思ったりしました🤔

まとめ
将軍の戦いの後の、町の人々の様子が少し垣間見れて視野が広がった気がします✨

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