第2回りゅうおう杯レジェンド到達レックミネア プレイング解説

ロンダルキアの祠所属の(サ°ω°ム)です。

前回はデッキレシピと各カードの採用理由、解説を書きました。


しかし、構築だけ知っていてもマリガンや各対面へのプレイングが分からなければデッキは真価を発揮できないでしょう。
そこで今回は私が【レックミネア】でレジェンドに到達した経験を基にしたプレイングに焦点を当てて解説していきます。

本記事では前回公開した構築に準拠して解説していくので、ここから先を読む前に前回の構築解説記事を確認することを推奨します。


構築の確認はしましたね?
それでは始めていきましょう。


1.初めに

本編に入る前に考えてほしいのですが、カードゲームで勝つことにおいて重要なこととは何でしょうか。
環境に合わせたデッキ選択、強いデッキ構築、プレイングは重要なのですが、これら全てを完遂する上で共通する必要なことは"各リーダーに存在する構築を知っている"ということです。

私がダイヤモンド帯を戦っていた際は魔法使い、僧侶、特に魔剣士が多かったのですが、それぞれ対面するリーダーのサンプルレシピを作成してMP数や状況に応じて意識した方が良いカード、除去を当てたい対象を把握しようと努めていました。
環境に多くはないですが武闘家、剣士、商人、盗賊に関してもサンプルレシピを作成して、対面した際に戸惑うことがないようにしていました。

例えば修学旅行に行くとするならば、前の日までに旅のしおりを確認して、自由行動の時間にどこに行くのかを決めて必要な荷物等を用意して鞄に詰めて準備をしますよね。
ランクマッチで勝つ為にもしっかり準備をしましょうってことです。
……学校のテストで例えた方が分かりやすかった気がしますね。

Twitter、YouTube等で検索すれば構築は出てくるので沢山調べて沢山勝つ為の年強をしましょう。
"敵を知り己を知れば百戦危うからず"、そういうことですね。


2.マリガン

前置きが長くなりましたがここから本編に入ります。

ゲームを開始して1番始めに行うのがマリガンです。

ライバルズ は30枚構築で同名カードは最大2枚、英雄カードが実装されてからは多くのデッキでマリガンの枠が1枠以上削れているので序盤を安定して戦う為に非常に重要な要素となっています。
各対面で多少意識するカードは変わるのですが、基本的なマリガンから解説していきます。


2-1.先攻

先攻は初手3枚のため《英雄レック》を除いた2枚をマリガンしていくことになります。

キープ対象
・《マージインプ》
・《ダーマの神官フォズ》を除いた2コストユニット
・《ヘルバトラー》or《風神の舞》
2コストユニットがない場合
・《占術の閃き》

先攻は初期手札が少ないので厳しいマリガンをすると手札事故を起こす確率が上がります。
そのため緩めのマリガンを心掛けると良いと思います。

《マージインプ》は全体の『熟練度』を上げてくれる重要なカードです。
《占術の閃き》のように「水晶占い」でサーチできず、『熟練度』カードでもなく《エビルポット》で手札に加えることもできないので単キープします。

基本的に1ターン目から《英雄レック》をプレイして「いつか見た光景」を使っていきたいので、2ターン目にテンポロスしないように2コストユニットもキープ対象です。
《ダーマの神官フォズ》は(5)でプレイしたいので2コストユニットですが返しましょう。

《占術の閃き》はかなり弱気なマリガンですが、事故るくらいならキープして順当に1ターン目から《英雄レック》を使っていける方が良いかと考えてます。
あくまで私の中での一つの指標ということで。

《ヘルバトラー》か《風神の舞》はどちらか片方あればキープしましょう。
個人的には《風神の舞》<《ヘルバトラー》です。
ぱっと見は事故要素なのですが、「いつか見た光景」の打ち先が無いことには《勇者レック》をプレイしても「いつか見た光景」が打ちづらく、レベルアップも遅れてその後の動きが悪くなります
具体的には順当に1、2ターン目に「いつか見た光景」を使って3ターン目から『熟練度』カードをプレイしながら「呼び覚まされし記憶」を発動させてテンションを上げて「水晶占い」でのデッキ圧縮、リソース確保をする動きですね。

ターン開始時のドロー、「いつか見た光景」2回目発動後の1ドローで動きが見えることが殆どなのでここは強気にいきましょう。
この2種を対象に「いつか見た光景」が使えると中盤から(x)を達成し易く、強い動きを作り易くなります。

2-2.後攻

後攻時は初手が4枚のため《英雄レック》を除いた3枚をマリガンします。

キープ対象
・《マージインプ》
・《ダーマの神官フォズ》を除いた2コストユニット
・《ヘルバトラー》or《風神の舞》

先攻時より初手が1枚多いので《占術の閃き》はキープ対象から除外しています。
最低でも2コストユニット1枚が初手にあれば残り2枚は強気にマリガンして《マージインプ》等を探しに行っても構いません。
後攻はテンションが2貯まった状態でゲームが始まり、「水晶占い」から《占術の閃き》をサーチして動きを作ることも可能なので先攻と比べてテンションアップのみで終わる事故も少ないですからね。


3.基本の動き

1ターン目:《英雄レック》発動から「いつか見た光景」を使用。
先攻、後攻を問わず基本的には1ターン目に《英雄レック》をプレイして「いつか見た光景」を使っていきます。
2コストユニットを引けていない時はテンションアップで終わり、2ターン目を《英雄レック》+テンションアップで動きます。

また、2、3ターン目の動きが見えていて手札に『熟練度』を上げたいカードが無い際には「いつか見た光景」の使用を2ターン目以降に回すことがあります。それくらい「いつか見た光景」での『熟練度』を2上げる効果は重要だということです。
逆に『熟練度』カードが引けておらずその後の動きが全く見えない場合、「いつか見た光景」は空打ちできるので2回目使用後の1ドローを目指す動きも考慮に入れましょう。
勿体ないですが、手札事故を引き伸ばしにしてまで最大値を求める必要はありません。
《風神の舞》で劣勢を捲る動きに切り替えて頑張りましょう。

2ターン目:「いつか見た光景」を使用した後に2コストユニットを召喚。
最も召喚したい2コストユニットは《あくましんかん》です。
『熟練度』カードは「呼び覚まされし記憶」の発動トリガーなのでこのタイミングではなるべく温存しておきたいですからね。
《ダークホビット》の『熟練度』はこのターンくらいから確認して(3)で出せるか出せないかを考えましょう。

3ターン目:《マージインプ》or《ダークホビット》+テンションアップ
このターンから後々のターンでどのようにカードをプレイしていくかを考えていきましょう。
《マージインプ》、《ダークホビット》が手札にある状態で、《マージインプ》を召喚すれば(3)を達成できる状態であるか、4ターン目に2コスト+2コストで動けるのであれば《マージインプ》を優先しますし、手札に他に2コストのカードが無いのであれば4ターン目に《マージインプ》+テンションアップで動けるように《ダークホビット》+テンションアップのプレイをします。

4〜6ターン目
順当にヒーロースキルを発動できていれば4ターン目に『熟練度』カードを使用すれことで5ターン目から「未来を信じて」を使用することができます。

理想は6ターン目から「未来を信じて」を発動できる状態にしておき、《ヘルバトラー》や《風神の舞》を使用可能圏内まで『熟練度』を上げて構えておくことです。
早めに《勇者レック》をLv.3にすることで《プチファイター》を『速攻』で走らせることもできますしね。

なるべく《タロット・コンバート》や《ラプソーン》を使いながら盤面を形成していきたいですが、【ナインゼシカ】は除去の豊富さ、【伝説ククール】はユニット単体の大きさ、【レックピサロ】は横展開の速さに長けているため、正直中盤戦は分が悪いです。
「水晶占い」、「未来を信じて」等を使って『熟練度』を上げながら反撃の時を待ちましょう。

7ターン目以降
ここまでの戦いで盤面が取れている場合は《イーブルアイズ》も込みで相手リーダーのHPを削りにいっても良いですね。
《イーブルアイズ》を使ったターンで決め切らずとも2ターンかけた広いリーサルプランを見ていきましょう。

盤面が劣勢になっている場合、ある程度はリーダーの体力で受けて《風神の舞》から盤面を返す動きを意識します。
この時《メラゴースト》や《プチファイター》を手札に貯めておくことができていれば、《風神の舞》+《イーブルアイズ》で取り逃がしたユニットに細かい打点を当てて盤面を切り返し易くなります。

引きつけてから盤面をひっくり返すことに成功すれば相手のリソースも減っていることが期待できるので、弱った盤面にもう一度《風神の舞》+《イーブルアイズ》でリーサルを決めてやりましょう。


4.各対面への意識、プレイング(未完)

Tier1デッキ、私がよく対面したデッキに対して気をつけていたことを書いていきます。

と思っていたのですが、ここまでで大まかな使い方に関しては書き終わったので一旦ここで公開します。
追記した時はTwitterにて告知するので @3sam6Y をフォローしてもらえると情報を受け取り易くなります。

頑張ったねと思う方はお金ください。
田舎で野菜並べた棚の近くに「お金を入れてください」と書いてある缶が置いてあるみたいなやつですね。


それではここまでお疲れ様でした。
良きライバルズ ライフを。

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