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日本の歴史の流れを簡単にまとめてみた part22「江戸時代の生活」

〇農業

新しい田んぼの開発が盛んに行われ、耕地面積は豊臣秀吉の頃の約2倍となりました。

なぜかというと、豊かな生活を望む百姓さんが耕地面積を頑張って増やしたということもあるし、年貢の増収を図る幕府や藩が積極的に田んぼの開発をしたからです。

 年貢の増収を図る幕府に対し、百姓は年貢の引き下げなどを訴えて百姓一揆を起こしました。

大阪は幕府や藩の取り立てた年貢米や特産物が運び込まれ「天下の台所」と呼ばれる商業の中心地でした。

これに対し、江戸は「将軍のおひざもと」と呼ばれ、人口が100万人を超える大都市になりました。


〇ビジネス

有力な商人は百姓などを一か所に集めて分業で物を作りました。これをマニュファクチャといいます。日本語で言うと工場制手工業です。

一か所に集めて分業だから「工場制」です。

まだ機械を使わず手作りだから「手工業」です。

一か所に集めて分業し、機械で物を作るなら工場制機械工業です。

ちなみに、問屋さんが機械や材料を農家に貸し出し、布を織らせて農家にお賃金を支払うことを問屋制家内工業といいます。

この場合、一か所に集めて分業ではなく、農家さんが自分ちでやっているので「工場制」ではないですね、問屋から借りて家でやっているので「問屋制家内」です。

いよいよ次回は鎖国が終わります。


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