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(2020)北海道公立高校入試 数学分析と勉強の仕方

講評

 例年に較べて、思考型の問題が増えましたね。

 相変わらず1⃣の計算問題等は簡単なんですが、2⃣以降は考えることが必要ですね。

 今年は確率の代わりに順列が出題されました。落ち着いて樹系図を書ければ答えはでます。確率で学んだ樹系図を用いるのです。

 作図も若干難易度が上がりましたね。

分度器を使わずに30度の角度を取らなければなりません。正三角形の角度は60度ということにピンと来るかが勝負です。ちなみに数学ではこのピンと来るかどうかが肝となります。どうやったらピンと来るようになるか?それは普段から数学の問題にあたかもゲームで遊ぶように取り組むことです。難問であるほどクリアした楽しさがあります。絡まったヒモをとく感覚にも似てますね。ちなみに、このピンとくる感性を養うのは中学受験算数の問題が最適です。知識ではなく、頭を使う訓練になります。

 そして北海道旗の問題。こんなの誰も解いたことはありません。でも泣かないで。中身は簡単だから。単なる割合と比の問題。小学生レベルの問題です。パッと見の難しさに騙されないこと。ゲームを楽しむこと。見たことのない問題が出題されたら、簡単だと思って大丈夫です。

 カレンダー問題。北海道、カレンダーが好きですよね。

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