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【サラリーマン複業】変化の仕方を知らない大人たち。

言うまでもなく、世の中は常に変化しています。

そして、自分を取り巻く環境も変化しています。

周りの変化が自分に合わせてくる、いわば「時代が自分に追い付いてくる」状態なら何もしなければ良いわけですが、そんなに都合の良いことはありません。

そうした変化に対して、2つのパターンのオトナがいることに気が付きます。

ひとつは「変われる人」、もうひとつは「変われない人」です。

さて、あなたはどちらのオトナでしょうか?

無論、ボクは「変われない人」です(汗)。故に、なんとか「変われる人」になろうと必死です。

「変われる人」は、キチンと自分を取り巻く環境に合わせて、自分を変えていけます。例えば、オトナになれば、いつまでも中学生のような考え方や立ち居振る舞いをすることを理解して、年相応の行動をするように自分を変えるし、会社に勤めていれば、その時々で求められることも変わってことに適応させるために自分を変えていくわけです。

考えてみれば当たり前のことですが、環境に適応できるように変わらなければ生き残ることはできません。

一方、ボク自身は「変われない人」です。なぜ変われないのか?

結論から言うと、「変われる人になる方法」を知らないからだと思います。

まず、そもそもボク自身、変化をしなければいけないという必要性を感じているか否かと言えば、ものすごく必要性を感じています。環境の変化は理解しているし、そこに合わせた変化を望んでいるけど、言うてもなかか変化するための行動ができないんです。

では、なぜ理解はしているのに、「変われない人」のままなのか?

ひとつの仮説ですが、『環境に合わせて、自分を変化させる方法』を習った記憶がなく、その方法を知らないからではないか?と思ったわけです。

変化の仕方は、学校の授業のように、国数理社英みたいな授業で教わるものではありません。

では、どうしたら良いのでしょう?

人に聞いて、試してみて、自分に合った変化の仕方を探るしかありません。

あるとき、ボクは平成進化論の鮒谷さんの話を聞いて、変われる人になるためのヒントをいただきました。

キーワードとしては、『思考習慣』と『行動習慣』です。

とてもシンプルな話で、変わるれる人になるためには、変わるための考え方と行動をするとき習慣を変えれば、環境の変化に適応できるようになり、現状が改善されていくわけです。

例えば、変われる人の思考習慣といえば、

自責思考か?他責思考か?

長期逓増の視点か?短期瞬間風速の視点か?

モノゴトを細分化して考えるか?希望的観測で考えるか?

ピンチをチャンスととらえるか?ピンチで落ち込むか?

前倒しでするか?後回しにするか?

などなど。

目には見えませんが、変われる人と変われない人の間には、明らかに思考習慣の違いがあり、それが行動習慣に大きな差を生み、状況が改善されるか否かの差につながりわけです。

例えば、自責思考か?他責思考か?で考えてみましょう。

なにか思わぬトラブルが起こったとき、自責思考で「まずは、自分の責任だと考えて、自分にできることを考える」という思考習慣であれば、自ら行動して、状況を改善できる可能性が高いです。

一方、他責思考で「こんなトラブルになったのも、自分ではなく周りのせいだ。」という思考習慣であれば、不平不満や愚痴を言い、言い訳をして、自らは何もしないので、状況が改善することもありません。

つまり、その思考の差で、行動が変わり、状況が変わるか否かが決まります。順序としては、思考を変えるのが先となるわけです。

しかし、どうやってその思考習慣を手に入れれば良いのでしょう?

言われれば、確かにそうした思考の方が良いというのは理解できますが、それが、何かに対して瞬間的にパッと頭の中に浮かんで行動まで一気通貫でできるようになるための習慣になるためにどうしたら良いのか?

なかなか、難しいですよね。。。

個人的には、こんな手順が良いと思います。

まず、良い思考習慣を知るところから始めます。

本を読むでも良し、セミナーや勉強会に行くでも良し。まずは、自分が「ああ、この思考習慣を持つといいなぁ」と思うものを3つ選びます。

そして、思考習慣を身につけるために、その思考習慣に沿った行動指針を決めます。

ここで重要なのは、良い思考が習慣化していなくても、とにかく行動をすることです。

「ん?行動を変えるために思考を変えるのに、思考を変えるには行動をする必要があるの?」と戸惑うかもしれませんが、行動をしてみるとその思考の見えていない思考や違う角度から思考を掘り下げることができて、その思考が立体的になり、自分の思考習慣として身についていくのだと思います。

ボクが試したのは、まず良い人の思考習慣を知り、理解できなくても無理やり行動して、すると「あ、こういうことなのか」と自分の思考に落ちてきて思考習慣がちょっとずつ変わってきて、行動習慣のレベルが一段上がり、その一段上で見える新しい思考を知り、理解できなくてもとりあえず行動して、新たな思考習慣が身に付き、、、といったスパイラルに乗っていくイメージです。

思考習慣と行動習慣は、二つでひとつ。

行動するから思考が書き換わり、思考が変わるから行動が変わります。

ただ、ボクの場合、アタマで理解していても、なかなか行動ができないんです。

とすると、行動できないから思考習慣も行動習慣も身に付かないということになります。

では、思考と行動を習慣化するために、どうやって行動したら良いのでしょう?

行動に必要なのは、やる気とかモチベーションではなく、仕組みが必要です。

その仕組みは、【目標】、【仲間(場)】、【締切】の三つが不可欠。

まずは、目標(ゴール)。ゴールがなければ、どこに向かっていけばいいかわからず、日々の生活や目の前のことに流されてしまいます。日々のことに流されていて、良い思考習慣が身に付けば良いんですが、なかなかそう上手くはいきません。なんでもいいので、自分なりにゴールを決めることが必要です。

次に、仲間と場。一人でできれば良いんですが、ボクの場合は、それができません。自分に甘いので、仲間がいないと行動できません。仲間と約束をすれば、やりたくなくても約束をしてしまっているから行動せざるを得ず、行動せざるを得ない状況こそが大事で、行動さえすれば見えてくること、肌感覚で理解できることが増えていきます。

最後に、締切。なんとなく「変われる人になりたいなぁ」というのでは、いつまで経っても行動できません。細かく締切を設けて、「ああ、締切がもうすぐだから何とかしないと。。。」ということで、仕方なく行動するわけです。二つ目の仲間との約束のように、締切があれば何とかしようとするので、行動せざるを得なくなり、理解が深まる機会も増えます。

なんでこんな話になったかというと、サラリーマン複業化でスモールビジネスをつくるには、こうした思考習慣や行動習慣が土台になると考えているからです。

変わりたいけど変われない人は、「変わりたいなぁ」と思っていても何も変わりませんし、魔法使いが来て「エイっ!」と杖を一振りしてくれたら「変わりました!」なんてことはないことを理解し、まずは自分なりの”変わり方”を見直してみることが大切です。




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