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歯、溶ける

歯が溶けた。正確には、象牙質の上のエナメル質の一部が溶けたっぽい。歯って本当に溶けるんだなぁ。

派手になるためには健康であることが必須だ。そのため、健康向上の一環として筋トレや有酸素運動に励んでいるが、主に空腹時の運動中にはBCAAにクエン酸を追加して摂取している。

BCAAは筋肉分解を防ぐための分岐鎖アミノ酸で、クエン酸は文字通りクエン酸回路を効率よく機能させるためのもの。ダイエットは科学だなぁ。EAAも気になっている。

BCAAはエクステンドというメーカーのパイナップル味が好きで、そこに酸味としてクエン酸が加わると飲み物としても最高においしい。南国の味がする。

しかし体に良かれと思って摂っていたクエン酸が、少しずつ歯を蝕んでいたらしい。わたしの歯を。大切な歯を。

歯磨き中に歯がしみるようになって事態に気づいた。針が刺さったような、ピシーーーッという強烈な刺激。

虫歯かと身構えたけど、虫歯になったことがないので虫歯の痛みかどうかいまいちよくわからない。
それじゃあ知覚過敏かと探ってみたが、しみる場所が超ピンポイント。一点集中。

素直に歯医者に行ってもよかったのだけれど、ひとまず検索してみたら、エナメル質が溶けている疑惑に辿り着いた。クエン酸って強力な酸だものね。

そしてさらに検索を重ね、エナメル質を修復する歯磨き粉があることを知った。アパガードリナメルというやつ。インターネットってすごいなぁ。

すぐさまAmazonで注文し、使用5日目にして効果を実感中。医療用歯磨き粉ってすごいなぁ。

日常下での対策としては、クエン酸(酸性)を摂ったら、お茶(アルカリ性)を飲んで口腔内を中和するといいらしい。水じゃだめみたい。

あれも飲んでこれも飲むとなると、水分でがぶがぶになりそうだけど、背に腹は変えられない。頑張れわたし!と、歯!

乳歯のあと永久歯で終わりだとちょっとリスキーだから、予備歯があればいいのにといつも思う。歯の大切さとありがたみには、成熟した大人になってからでないと気づかない。

幼少期から歯をやたら大切にしている子どもがいたら、記憶を持ったまま転生しているパターンだと思う。

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