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子供が牛乳を欲しがったときの対応プロトコル

子供が牛乳を欲しがったときに気をつけていることです。

単語だけで要求させない

「ぎゅうにゅう!」と言って要求されることがありますが、そんなときには必ず二語文以上にするように言い直させています。

最初のうちは「“牛乳ちょうだい”って言うんだよ。」と繰り返し教えてあげて、慣れてくると「牛乳がどうしたの?」と聞くときちんと言い直してくれます。

自分でできるか聞いてみる

まずは「いいよ。冷蔵庫に入ってるよ。」や「自分で入れられる?」と、自分でやることを促しています。

すんなり「わかった!」と言って自分でやることもあるし、「できない」と言うこともあります。

「できない」ときは手伝う

「できない」と言ったときは、素直に牛乳を入れて渡してあげます。

「いつもはできてるのに」と思うこともありますが、甘えられる存在であることも大切かなと考えています。

もちろん、手が離せない時や疲れているときは後回しにすることもあります。そんなときはできるだけ「後でね。」ではなく、「洗濯物をたたみ終わったらね。」など、具体的な事柄で伝えます。

「できる」ときは手を出さない

「わかった!」と言って自分でやり始めたときは、求められない限り助けません。

牛乳パックが満杯に近くて重いときなど、つい手を出したくなりますが、「ゆっくりね。」くらいのアドバイスに留めます。

※「こぼさないようにね」という声かけはアドバイスではなくスローガンなので、無意味だと思います。子供には理解かつ実行可能な内容を伝えるように気をつけています。

ここは親の我慢のしどころです。電子機器や大事な書類など、致死性のものが周囲にないことを確認してから、見守るようにしています。

こぼしたら拭いてもらう

多少こぼれてしまうこともありますし、コップに入った量よりこぼれた量のほうが多いこともあります。

そんなときは慌てず騒がず、「これで拭いてくれる?」と言いつつ用意しておいた雑巾を渡してあげます。

慣れてくると、親が用意しなくても勝手に雑巾なり、洗濯したばかりのバスタオルなりで拭いてくれます。(楽になる一方で、こぼしたことを親が検知できなくなるので、痛し痒し。)

うまくできたらその事実を伝える

こぼさずに注ぐことができたら、そのことを「こぼさずに注げたね。」や「自分でできたね。」などと声に出して伝えます。

本心からでないかぎり、大げさに「すごーい!」などと褒める必要はないのかなと思っています。(初回は本心からの賞賛だと思いますが、毎回となると嘘が混じるので)

一連のプロトコルで伝わって欲しいこと

誰かにものを頼むときは丁寧に
できないときは助けてもらえる
失敗しても挽回する方法はある
やってみればできることもある

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