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ご無沙汰してました

5年ぶりにnoteにログインをしましたよ
読んでくれている方がいたのかはわからないけど
大変お待たせしておりました
忙しいからまたゆっくり気が向いた時に書けばいいや…と思っていたら
ドイツに一人旅したのが2013年
最後にマインツ戦の記事を書いたのが2015年
この5年の間に色々ありましたね…

内田選手の長期負傷離脱、過酷なリハビリ、約2年ぶりの復帰
幼馴染とご結婚もされ お子様も誕生しました
シャルケからFCウニオン・ベルリンへの移籍もありました
2018年には遂に日本に鹿島アントラーズに帰ってきましたね
「とうとう敵クラブの選手になってしまったか…」と嬉しいやら悔しいやら複雑な気持ちで迎え入れました笑
(そうです私は鹿島サポではありません FC東京サポーターなのです)

ACLでは決勝に繋がる逆転ゴールを挙げていましたね
ああ、内田選手が帰ってきたんだ、またすごいプレーがこれからたくさん観れるぞ 東京戦以外の時には応援しよう
と思ったものです
東京戦の時は内田選手を見れるかな〜とちょっと楽しみにしていたのですが
結局当たることは叶わずでした

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嗚呼、推しは推せる時に推しとけとはこの事

「ドイツまでまたわざわざ行く訳でもないんだし、今はきっと内田選手お帰りなさいの人がすごいから
クラハの混雑が落ち着いたら練習見学に行って挨拶しよう、サインをもらおう、写真を撮ろう」
そう思っていたのですが、なかなか足が鹿島に向かわず
そうこうしているうちに新型コロナウィルス
2020シーズンの先行きが見えない状況になってしまい
もちろんクラブの練習見学もファンサもなし
現状スタジアムには上限5000人しか行くことができず

そんな中、先日発表された内田選手の突然の現役引退

今まで足の調子はまだまだなんだろうなぁ少しずつ慣らしていけばいつか…程度に軽く考えていたんです 私
そのいつかが来ないまま 現役を引退するとは夢にも思わず

まあ、選手である以上いつかは『その日』が来ることはわかっていたんです
わかっていたんですけど、まさか今だとはこれっぽっちも思っていなくて
自分と同世代の選手が引退する、という衝撃も結構ありまして
住む世界が違うとはいえ、私たちってまだまだこれからだと思っていたので
彼がもう第一の人生を終えようとしているなんて1mmも思いつかなかったのです

きっと「これ以上試合に出れないのも、出ても100%の力を出せないのにクラブにいても迷惑がかかるから」とか思ってんじゃないでしょうね、思ってそうだな やめてよそういうの
案の定思ってたみたいでしたし、なんなら私達が思ってた以上にずっと前から、ずっともっと考えていたらしいし
先輩から受け継いできたものを後輩に残せないって、それ、もう、ほんとさぁ、そういうのさぁ
あー、鹿島の男っぽいなぁって 東京サポなんですけど凄い伝わってきてしまって
引退発表から今日に至るまで、頭の中がずっと内田篤人でした
(現在進行形)

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あの頃の内田選手に私がもう一度会いたいから

内田選手は私がJリーグにのめり込むきっかけの選手でもあったし、
なんなら私の今周りにいるお友達や家族やらを形成するきっかけになった存在なので、
年がら年中\トーキョートーキョー/ \マスコットかわいい/と喚いている私ではありますが、こんな時ばかりは内田選手との(一方的な)思い出で頭がいっぱいになってしまい

あ、そういえば、ドイツ日記 めっちゃ途中で止めたままだ
と思い出しました

現役最後の試合であるガンバ戦を観ながら、まさかの前半からの交代出場に正直動揺してしまったのだけど、ピッチを走る姿を見て
「なんだ全然走れるじゃん 辞めないでいいよ…」と思わせたり、日本随一のセンスあるクロスをポーンと蹴り上げる場面を目撃するたびに
あの時に目の前で観た光景が頭の中でパァっとシンクロしちゃったりして
やっぱり投げ出しっぱなしじゃなくて、今もまだ鮮明に思い出せるんだから今のうちに形に遺しておかないと と思ったんです
すっごい大げさに言うと、あの時の光景をあの場で見ていた日本人て限られていると思うので
それを遺すのが内田篤人のファンとしての使命なんじゃないのかとすら思えてしまいまして

自己満足ではあるけど、私ができる内田選手へのお礼はこれなんじゃないかなあ、と思うので、これを機に最後まで綴り終えようかと思います
幸いにもちょこちょこ下書きはしてあったし(GJ5年前の私)
使いたかった写真も発掘できたので
準備は万全です

現役最後の試合が終わって

後半、試合終了に近づくにつれ痛々しいほどに巻かれていたテーピングがボロボロに解け 膝に辛うじてくっついているのを見て
それが内田選手の脚の状態をそのまま表しているようで

競り合ったあとその場で膝をついて立てなくなってしまったのを見た時に
「もういいよ、もう無理しないでいいよ」という気持ちと
「あと少しだから!頑張れ!頑張って!」という気持ちとがぶつかり合ってしまって
早く終わってあげてくれ、という気持ちと
試合が終わっちゃうと、もう見れなくなってしまうという気持ちと
ただサッカーがしたいだけの彼にこんなに苦しい思いさせてサッカーの神様とやらは一体どういうつもりなんだとか
あんな色々な感情で胸を押しつぶされながら見届けた試合は生まれて初めてでした

グッと堪えながら最後の力を振り絞り立ち上がった内田選手が駆け上がったかと思うと、現役最後の綺麗なクロスボールを蹴り上げ
それが起点となって鹿島の1点に繋がりました
こんな漫画みたいな展開ある!?鳥肌止まんねェ

最後の最後に大役を務めあげ一人遠くでガッツポーズをする内田選手
やっぱり超かっこいいな

いつまでもいつまでも 内田選手の話をしていたらキリがないけど
今こんな状況じゃなかったら堂々とスタジアムに押しかけて
声が枯れるまで大きな声で名前を呼んで
「ありがとう!お疲れ様!」と伝えたかったけど
今はそれが叶わないし みんな拍手でしか見送ることができなくて
もっともっと熱く送り出したかっただろうに
それでもたくさんのサポーター達が限られた時間の中で用意していたメッセージや横断幕の数々を見て
内田選手がどれだけ鹿島で愛されていた選手なのか一目瞭然でした
あそこには絶対5000人以上の気持ちでいっぱいだったと思います
本当に「みんなに愛されて引退」されたんだなぁ よかったなぁ

でもやっぱり寂しいなあ!!!!!

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…と、いうことで再びドイツ旅行日記を書きます!
自分が見た試合の光景を遺す!!
とか言っておきながら次回は普通に観光した時の話をします。笑
(2020/08/26)

ちなみに今日はFC東京vs鹿島アントラーズ戦でした



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